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ハトとコイのマスクをかぶって新人研修!? タカラトミーにユニークな試みの意図を聞いた

一見すると異様に思える研修には、実はリテラシー教育など深い意味が。

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 タカラトミーの異様な新人研修の様子が、公式Twitterで公開され話題を呼んでいます。もれなくコイかハトのかぶりものを装着し、何かしらのしぐさを見せる新入社員たち。いったい何の意図があるというのだ……。

研修を理解できた者はコイからクラスチェンジし、Twitterのハトになりきる謎システム

 このユニークな研修について同社に問い合わせたところ、部門紹介のWebチーム紹介時に行った企画とのこと。企業の公式SNSの役割を肌で体感してもらうために、新入社員を公式Twitterの画像として参加させ、ユーザーからどんな反応があるのかを見てもらったのだそうです。

なんか1組、愛し合ってるハトがいますね……(あとで怒られたそうです)

 SNSを使った投稿は、企業アカウントに限らず個人の発信についてもリスクを伴うことを、リアルに感じてもらうのが企画の目的。実はリテラシー教育の意図があったのですね。また、新入社員は「タカラトミーに入りたい!」と将来の就活生たちに伝えていくことも使命の1つなので、「ユーモアを持つ気持ちを忘れないように」と伝える意味も。

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 同企画は2016年にも実施していたのですが、今年の研修時は新入社員から「昨年は鳩のマスクを先輩がかぶってツイートされていましたが今年はやらないのですか?」と質問されたのだとか。タカラトミーの担当者は「昨年のツイートを見て新入社員も入社してくれていたと思うと、ツイートの効果や影響を感じることができてうれしかったです」と、喜びを述べていました。

2016年時の研修。これがきっかけで入社した人がいると考えると、大切な取り組みです
画像提供:タカラトミー

(沓澤真二)

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