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江川達也「大事なことは、子どもに自分で考えさせること」 ジャンプ掲載の作品批判めぐり苛評

「いろんなモノを読むことで人は大人になるのだ」。

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 漫画家の江川達也氏が7月7日、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載作品の表現に対する批判について、Facebookで「いろんなモノを読むことで人は大人になるのだ」など自らの考えを述べています。


『ゆらぎ荘の幽奈さん』が表紙&巻頭カラーの「週刊少年ジャンプ」2017年31号(画像は週刊少年ジャンプ公式サイトから)

 7月3日発売の31号で表紙と巻頭カラーを飾った『ゆらぎ荘の幽奈さん』(ミウラタダヒロ)では、巻頭カラーでキャラクター人気投票結果が掲載されましたが、女性キャラクターの意にそぐわないような水着のはだけ方など描写が性暴力的な表現ではないかとする声が一部で上がり、賛否両論が巻き起こっていました。

 この話題をめぐっては、「昔からそうだった」「少女マンガはもっとひどい」などをはじめさまざまな声が上がる中、論点をエロ描写とセクハラ・性暴力描写に分けて考える弁護士のブログも話題に。

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「ハレンチ学園のエロ描写に比べたら……」と引き合いに出された永井豪さんの『ハレンチ学園』(画像はAmazonから)

 そんな中、ジャンプの連載作品でテレビアニメ化もされた『まじかる☆タルるートくん』の作者である江川さんは7日、「クソな漫画やアニメで、子どもには悪い影響しか与えないモノはたくさんあると思う」と前置きした上で、「そういうものは見るな! とは言わないし、そういうものは、作るな! とは言わない」「無能で努力もしない人が文句言って文化を破壊しようとする姿は、過去からよく見かけるが、醜いものだ」と、抗議など圧力をかけるような動きを否定。「大事なことは、子どもに自分で考えさせることだ」と持論を展開しています。

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