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Flash終了で「くまのプーさんのホームランダービー!」はどうなる Yahoo!に聞いた

“プニキ”の運命やいかに。

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 米Adobe Systemsが、Webで動画やゲームなどに使われている技術「Flash」を2020年で終了することを計画していると発表しました(関連記事)。現役で使われている技術だけに影響を受けるサイトが多数発生すると思われますが、ネットユーザーであれば誰しもが気になっているであろうFlash製サービスが1つあります。それが「くまのプーさんのホームランダービー!」。

人によってはこの画像を見ただけでBGMが頭のなかで再生されるはず
プレイ画面

 同作は、Yahoo!の子ども向けサービスである「Yahoo!きっずゲーム」で提供されているブラウザゲーム。くまのプーさんが同作のキャラクターたちの投球から、何本ホームランを打てるか競うという内容です。

 ……と、概要だけを書くとどこにでもありそうな野球ゲームですが、その難易度は製作者たちに「お前らの子どもはこれがクリアできるのか」と正座させて問い詰めたくなる超絶鬼畜難易度に仕上がっています。ピッチャーを務めるキャラクターたちはそれぞれに曲がる魔球や消える魔球などを使用でき、中盤あたりからクリアノルマが果てしなく遠く険しいものになっていくのが特徴。

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 特に全7キャラクター撃破後に登場する「ロビン」の難易度は製作者の乱心としか表現のしようがないほどで、これまでに倒してきた全キャラクターの魔球を自在に使いこなしてくるうえ、クリアノルマは50投球中ホームラン40本(ヒットは凡退扱い)と信じられないものになっています。これがどれぐらい難しいかというと、ロビンの前のピッチャー「ティガー」は魔球1種でノルマは40投球中28ホームランですが、大概の人はこの辺で心が折れ、残った一部の猛者もほぼ全員がロビンの前に膝を折ります。

難易度設定を何もかも間違えた「ロビン」

 そのあまりの難易度にネット上で「ロビン」は“ロビカス”の名が定着し、果敢に挑み続けるプーさんは畏敬を込めて“プニキ”と呼ばれています。しかし、その「子ども向け」と相反するイカれた難易度が一部でウケ、今でも定期的にネタとして名が上がるほどに。ネタとして昇華されすぎたせいで、一部海外ネットユーザーにまで知れ渡っているとか、いないとか。

 が、そんな“プニキ”に、まさかのFlash終了という危機が訪れてしまいました。戦いは2020年で終わってしまうのか!?

 Yahoo!きっずの担当者に“プニキ”を含めFlashを使っているYahoo!きっずゲームの今後について問い合わせてみたところその回答は……「対応を検討中」とのこと。どうなる“プニキ”! 心配な人は、今の内に“ロビカス”撃破を目指しておいた方が良いかもしれません。

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