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未来のバイクは「倒れない」「転ばない」「シャキーンと変形する!?」 東京モーターショー2017のワクワクする近未来バイクまとめ(1/4 ページ)

東京モーターショー2017で展示されていたワクワクする近未来バイクを一挙に紹介。みんな乗ってみたい。

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 2年に一度のクルマの祭典「第45回東京モーターショー2017」が11月5日まで開催されています。ここまで2回(関連記事1)(関連記事2)にわたって自動車メーカーの未来のコンセプトモデルを紹介してきましたが、今回は日本が世界に誇るもう1つの強い分野である“オートバイ”の近未来を紹介します。

川崎重工業(カワサキ)

名車Z1を再現した「Z900RS」

 1970年代に一世を風靡した900ccの大型バイク「カワサキ Z1」と呼ばれる名車があります。人気は衰えを知らず、当時の車両にプレミアが付いて新車価格より高値で取引されています。

 そんなZ1を40年以上の時を経てよみがえらせたのが「Z900RS」です。エンジンこそ空冷から水冷に変わりましたが、“火の玉カラー”と呼ばれるペイントのティアドロップ型タンクや砲弾型メーターといった希代の名車のデザインモチーフを継承しています。発売は12月1日、価格は129万6000円からです。

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「Ninja 250」フルモデルチェンジ版

 2017年現在、月間数千台単位で売れている熱いバイクカテゴリーが「250ccスポーツ」です。若者時代に乗っていた人がバイク乗りに復活するリターンライダーから、“バイク離れ”が叫ばれる若者層まで支持を得ており、国内オートバイメーカー各社はいずれも気合いの入ったモデルを投入しています。

 カワサキはその主力モデル「Ninja 250」のフルモデルチェンジ版を東京モーターショーで公開しました。鋭くシャープなカウルデザインは、あの300キロ以上出るカワサキの最強モデル「Ninja H2」を連想させるカッコよさです。価格発表はまだ先のようですが、「CBR250RRやYZF-R25と真っ向勝負する価格帯」にしたいそうです。

スズキ

 250ccスポーツに加えてもう1つ、オートバイ業界で流行の兆しを見せているのが「ネオレトロ」「ネオクラシック」などと呼ばれる、古きよきオールドスタイルをまといつつも中身を最新にしたモデルです。

 スズキの「SV650X」は中でも注目の1台として世界初公開されました。小ぶりなライトカウルにタックロールシート(横線入りのキルティング加工が施された、ボンレスハムのような形状のシート)など、各部に“チョイ古”を取り入れています。

ネオレトロなデザインを採用した「SV650X」
「FIM MotoGP 世界選手権シリーズ」に参戦している、スズキワークスのマシン「GSX-RR」のサーキット走行シミュレーターも展示。「プロはこんなに車体を傾けるんだ……スゲぇぇ。怖ぇぇ」を体感できます

BMW

 BMWは近未来的なスタイリングをまとった都市型EVスクーター「C EVOLUTION」を展示していました。EVながら、最高時速129キロ、時速50キロまで約2.8秒で到達する鋭い加速性能を実現します。それでも最高速度は航続距離とのバランスで制限させているそうです。航続距離は最大で160キロ、価格は154万9000円(税込)からです。普通二輪免許で乗れます。

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BMWのEVスクーター「C EVOLUTION」
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