容疑者全員ロバート・秋山！　「黒い十人の秋山」で演じる10キャラクターのクセがすごい

　“クリエイターズ・ファイル”が大きな話題を呼んだお笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんが1人10役に挑戦するドラマ、「黒い十人の秋山」（テレビ東京系）の放送が決定しました。2017年末放送予定。

　同作は、離島のホテルで起こった殺人事件の容疑者10人（全員秋山）を巡るミステリー作品。トータルファッションアドバイザーのYOKO FUCHIGAMIをはじめとした、各業界のカリスマクリエイターになりきるなど、“ひょう依芸”に定評がある秋山さんは、長髪のオペラ歌手や第一発見者の美人秘書、イカをモチーフにした絵を描く外国人画家、ガタイのいい建設会社社長、インテリ風な美容整形外科医、兄貴肌のサーファー、ピンクのユニフォームが目立つプロゴルファー、マタニティーヌードが話題になったファッションモデル、謎の猫を飼う男、世界的に有名なトータル・ファッション・アドバイザーという個性豊かな10ものキャラクターを演じ分けています。猫を飼う男の存在感。

　初の単独主演を務める秋山さんは、「初めて台本を頂いて読んだ時、謎解きサスペンスでハラハラして面白いと思いました」と期待に胸を膨らませている様子で、「僕はもちろん頑張りますが、カツラ業者さん、メイクさん、スタイリストさんにもかなりの負担がかかると思いますので頑張ってください（笑）」と10役をともにこなすスタッフへの心遣いも見せています。

　プロデューサーの濱谷晃一さんは、「クリエイターズ・ファイルの秋山さんが大好きで、容疑者が全員秋山さんだったら面白いな……とただその一点で企画しました」と今回のいきさつについて説明。「企画書の表紙だけ編成に見せたら、まさかの『やろう!』という返事が……テレビ東京っておかしな会社だと思いました」としつつも、「ここまで自由なドラマはこれで最後だと思いますので、ぜひご覧ください!」とアピールしています。