時代が追い付いた! 「電光超人グリッドマン」が新作アニメに、2018年秋放送へ
タイトルは「SSSS.GRIDMAN」。監督は「天元突破グレンラガン」「キルラキル」などの雨宮哲さん。
1990年代に放送された円谷プロダクションの特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」が、「SSSS.GRIDMAN」として2018年秋にテレビアニメ化されることが決定しました。グリッドマンの声優には、特撮ドラマで同役を演じた緑川光さんを起用。時代が追い付いた!
「電光超人グリッドマン」は、「ウルトラマン80」放送後12年ぶりに制作された円谷プロの実写特撮テレビシリーズ(全39話)。さまざまなものがネットワークに接続された社会を舞台に、「コンピューターワールド」と呼ばれる世界を戦いの場に設定し、怪人とヒーローの関係をコンピューターウイルスとセキュリティソフトの関係で表すなど、インターネットが一般に普及していなかった1990年代前半の作品としては異色の作品性を有します。合体などロボットものの要素もあって記憶に残る作品でした。
同作を原作とする新作テレビアニメは、「天元突破グレンラガン」「キルラキル」などの雨宮哲さんが監督を務め、アニメーション制作はTRIGGER(トリガー)。2015年には、「日本アニメ(ーター)見本市」の一環として、このコンビでアニメ「電光超人グリッドマン boys invent great hero」が披露されていました。新作アニメでは、平成ウルトラシリーズで活躍する長谷川圭一さんの脚本と、円谷プロ所属の後藤正行さんによる新デザインで新たなグリッドマンの物語が紡がれます。公開されたティーザービジュアルでは、コンピューターワールドではなく現実世界のような夜の街に佇むグリッドマン姿が確認できます。
2019年にはアニメ「ULTRAMAN」(原作:清水栄一×下口智裕)も控える円谷プロ。2018年は1月スタートのアニメ「怪獣娘 ウルトラ怪獣擬人化計画」2期をはじめ、「劇場版Infini-T Force」(2018年2月)などが予定されていますが、そこにまた1つビッグタイトルが加わることになりました。
関連記事
「ULTRAMAN」が神山&荒牧コンビでフル3DCGアニメ化決定! 「今までない表現ができるんじゃないか」
『月刊ヒーローズ』連載、「誰も見たことのないウルトラマン」目指す。説明なしで怪獣をオーバーキルする通り魔ヒーロー「レッドマン」が怖すぎる YouTubeのリバイバル配信で人気が再燃
ヒーローなのに「赤い通り魔」の異名を持つ伝説の存在です。昭和特撮「シルバー仮面」「レッドバロン」が新たな映画作品として今秋公開へ 予告PV公開と支援募集がスタート
「キルギス星人」を竹谷隆之さんがデザインしています。赤い通り魔「レッドマン」が歩んだ道には、怪獣の屍しか残らない
夜道で出会いたくないヒーロー第1位。東京コミコン2017開幕! スタン・リー、竹内涼真らが鏡割りで開会を宣言
世界一盛り上がる鏡割り……!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.