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「もうあの味は作れない」諦めかけた“思い出のクッキー”のレシピ 問い合わせを受けたパナソニックが提供

投稿者の母が嫁入り道具として使用していたオーブンに付属していたレシピでした。

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 子どものころに作っていたクッキーを再現したい――そんな思いをもとにクッキーの再現にこぎつけたというツイートが話題になっています。ツイート投稿者が子どものころから作っていたというこのクッキーですが、レシピは1979年に購入した旧松下電器のオーブンに付属していたもの。投稿者は、少ない情報を頼りにダメ元でパナソニックに問い合わせたところ、約40年前のものにもかかわらずレシピを提供してもらえたそうです。

 このレシピは、投稿者の母が嫁入り道具として使用していたオーブンに付属していたものでした。投稿者によると、子どものころから実家を出るまでずっとこのレシピを手にお菓子づくりを続けていたそうですが、家を建て直す際に紛失してしまったため“作りたいけど作れない”という状況が続いていたそうです。

こちらがその「思い出のクッキー」

 レシピに関する情報は“オーブンに付いていた”ことと、そのオーブンを購入した年代。数少ない情報をもとにパナソニックへ問い合わせを行ったところ、1日もたたないうちにレシピが送られてきたそうです。半信半疑のままスーパーで材料をそろえて作りはじめ、完成したクッキーはもう何年も食べていなかったという思い出の味だったそうです。

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 投稿者は、このクッキーを再現するためにさまざまなサイトでレシピを探し、時折作ってみたものの、どれも全く違うものばかりだったそうです。「もうあの味は作れない」と諦めかけましたが、ダメ元でパナソニックに問い合わせたとのこと。レシピを再現したときの心境について投稿者は「混ぜたバターの味から味から昔の思い出がよみがえり、“これはあの味になるぞ!”と焼く前に確信した」と語っています。

 焼き上がったものを口に入れると、思わず涙がこぼれたとのこと。「少ない情報でレシピを教えてくださったパナソニック様には、本当に感謝しかありません」とパナソニックへ感謝を語っていました。

その後、大量に作りまくることに

 パナソニックにクッキーのレシピを提供するまでのいきさつを取材したところ、「たまたま該当するレシピが存在したため、通常の対応としてレシピを提供しました」と回答。1979年のレシピがたまたま存在していたことが、今回の神対応につながったといえそうです。

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画像提供:ヤム@ヤム烈(@yamuretsu)さん



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