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「第90回アカデミー賞」メイク部門、辻一弘が日本人初受賞 主演から熱烈オファーで映画界復帰

おめでとうございます!

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 「第90回アカデミー賞」授賞式が3月4日(現地時間)に米・ロサンゼルスで行われ、映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(3月30日公開)で特殊メイクを担当した辻一弘さんが、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました。


メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した辻さん(画像はkazustudios.comから)

 メイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人が受賞するのはこれが初。辻さんはこれまでにも、映画「もしも昨日が選べたら」(2006年)、「マッド・ファット・ワイフ」(2007年)で同部門にノミネートされていましたが、受賞には至らず。その後は現代美術の分野に転向していました。

 しかし、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で主演を務めているゲイリー・オールドマンからの熱烈なオファーを受けて、映画界に復帰。細身のオールドマンを、メイクだとは見分けがつかない精巧な技術で丸顔のふくよかな体形に変身させ、2月18日(現地時間)にロンドンで開催された「第71回英国アカデミー賞」でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞するなど高い評価を得ていました。

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特殊メイク前のオールドマン(画像はYouTubeから)

特殊メイクを施した後(画像はYouTubeから)

 なお、日本人のアカデミー賞受賞は、「第81回アカデミー賞」で滝田洋二郎監督の映画「おくりびと」と加藤久仁生監督の短編アニメ「つみきのいえ」以来、約9年ぶり。個人としては、「第65回アカデミー賞」で映画「ドラキュラ」で衣装デザインを手掛けた石岡瑛子さん以来約25年ぶりです(科学技術賞、名誉賞、特別賞を除く)。

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」90秒予告編
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」ゲイリー・オールドマン インタビュー映像

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アカデミー賞 | 受賞 | 日本

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