ニュース

高畑勲監督が死去、「火垂るの墓」「かぐや姫の物語」など手掛ける 「やりたい事がいっぱいある人だった」と鈴木敏夫氏がコメント

82歳でした。【追記】

advertisement
高畑勲監督

 ジブリ映画「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」「かぐや姫の物語」などを監督した高畑勲氏が4月5日1時19分、死去しました。82歳でした。

 死因は肺がんとのこと。2017年夏ごろに体調を崩し、その後入退院を繰り返していたという一部報道も。

 高畑監督は1935年10月、三重県伊勢市の生まれ。食パン好きでパクパク食べていたことから愛称は「パクさん」。入社した東映動画(現・東映アニメーション)で宮崎駿監督と出会い、1985年にスタジオジブリを設立しました。「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョとなりの山田くん」などを手掛け、最近では「かぐや姫の物語」でアカデミー賞の長編アニメ部門にノミネートされています。また、2015年にはフランス芸術文化勲章のオフィシエを受章しています。

advertisement
「かぐや姫の物語」の完成報告会見時

 突然の訃報は世界中に伝わり、Twitterの世界のトレンドには一時「Isao Takahata」が登場。各界の著名人や関係者、大使館なども高畑監督の死去にショックを隠せないようです。

「かぐや姫の物語」ビジュアル
2013年、ドワンゴが製作した映画「夢と狂気の王国」のポスター。高畑監督とともにともにジブリを支えた宮崎監督、鈴木敏夫プロデューサーと並んで撮影されていました

 スタジオジブリによると、通夜および葬儀については近親者のみにて執り行い、あらためて「お別れの会」を5月15日に実施するとしています。鈴木敏夫プロジューサーは「やりたい事がいっぱいある人だったので、さぞかし無念だと思います。宮崎駿とも相談し、ジブリとして盛大なお別れの会をとり行い、見送ることにしました」とコメントしています。

【追記:4月6日11時20分】スタジオジブリからのコメントを追記しました。それに伴い記事タイトルも修正しています

スタジオジブリからも訃報

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  4. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  5. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  6. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  9. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. 「セッ…ックス知育玩具」 省略する位置がとんでもないオモチャの名前にネットがざわつく