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「笑って許してくれる」と思われる前に 相手に「怒る」ことは必要だと気付かされる漫画に共感の声

考え方の違いから生まれる「この程度のことで怒るなんて」は怒ってもいい。

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 マイナスイメージとして捉えられることも多い「怒る」ことについて、その重要さを実話をもとに描いた漫画がTwitterで注目を集めています

とてもわかる……

 投稿した直正也(@zikimasaya)さんが中学生のとき、やられたイタズラに対してやめるよう怒ると、その友達に「こんな事で怒るとか、正也って短気だよね」と言われてしまいます。直さんはいつからか、他人の言うことは全部正しくて自分は間違いだと思ってしまっていたこともあり、友達の言葉からむしろ「(怒った)自分がおかしいのか」と思い直します。

友達の「正也って短気だよね」という言葉から、怒らないように気を付けはじめた直さん

 別の日にも友達から直さんにとって嫌なイタズラをされますが、前回言われた言葉が頭をよぎって「怒る事でもないか……」と口に出すのを控えるように。そしてある日、直さんの家に二人の友達が遊びに来たとき、なぜか一度自分の部屋の外で待つように言われ、しばらくしてから部屋に入ると、そこには油性ペンを使った落書きが部屋中にしてありました。

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思いもしない“イタズラ”をされることに……

 信じられない光景を見て思わず目から涙がこぼれた直さん。友達は驚き謝りますが、次に出てきた言葉は「正也なら笑って許してくれると思って」。怒らないように心掛けて生活してきた中学生の直さんは、その時は頭が空っぽになってただ泣くことしかできなかったそうです。

怒らないようにした結果「笑って許してくれる」と思われ、今回の事態に

 直さんは、人に怒るのは嫌われたり、よく思われなかったりすることが多く、自分も何でもかんでも怒る人はあまり好きではないとしつつ、それでも「自分を守るためにも、時には相手のためにも、“怒る”というのは事の重大さを知らせるために必要な事」だと説明。また「うまく怒る事、そして相手にこちらの意図をくみ取ってもらう事をこれから大切にしていきたい」と締めています。

自分を守るためにも「怒る」ことは大事

 Twitterでは「この程度のことで怒るなんて」「言い方が悪い」など言われた経験のある人からも共感の声が寄せられ、「自分の意志を出していく事は必要」だと改めて気付かされたという声が上がっています。また他人が絶対じゃないと気付いた現在、怒った後に「あれは怒るべきだったのか」と1人で反省会をする直さんにも共感する声が上がり、最後の“うまく怒る”事が本当に難しいと悩む人の声もみられます。

 直さんはツイートで「怒れない人に伝えたくて描きました」として、現在漫画内で描かれたような立場にある人へ「怒らない=優しいではないのでちゃんと怒るべき時に怒って自分を守ってください」と呼びかけています。

直さんはその他にも創作漫画も公開しています

画像提供:直正也(@zikimasaya)さん



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