「ガンダムは運命の作品」　森口博子、「全ガンダム大投票」の栄誉に名曲への思い明かす

　歌手でタレントの森口博子さんが5月8日にブログを更新。5月5日にBSプレミアムで生放送された「発表！　全ガンダム大投票」で、代表曲「水の星へ愛をこめて」「ETERNAL WIND～ほほえみは光る風の中～」がガンダムソング部門の1位と3位に選ばれたことについて、「感謝の気持ちでいっぱいです」と熱い思いをつづりました。

　同番組では、総投票数174万280票により決定した各部門の人気順位を発表。それぞれの1位には、キャラクター部門が「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のオルガ・イツカ、モビルスーツ（メカ）部門はνガンダム、作品部門は「機動戦士ガンダム」、そしてガンダムソング部門には森口さんの代表曲「水の星へ愛をこめて」（機動戦士Zガンダム）が選ばれ、「ETERNAL WIND～ほほえみは光る風の中～」（機動戦士ガンダムF91）も同部門で3位を獲得しました。

　この結果を受けて森口さんは、「2曲も夢みたいです！」「こんなにも愛されているって涙がこぼれました」と驚きと感謝でいっぱいの胸中を吐露。どちらもリリースから30年近い楽曲であることにも触れながら、「色褪せないのはみんなが何十年も大切にしてくれているからです」「みんなとこれまで共に歩んでこれた事が本当に嬉しいです」とファンへの感謝を伝えています。

　1位を獲得した「水の星へ愛をこめて」は森口さんのデビュー曲。オーディションに落ちる日々が続く中、「最後に手を差しのべてくれたのが、ガンダム、アニメの世界でした」とデビュー発表会の写真とともに当時を振り返っており、「私にとってガンダムは人生をガラリと変えてくれた運命の作品です」「こんなにスケールの大きな楽曲を17歳で頂けたなんて。凄いですよね」など同曲への思いをつづりました。

　また、当時のディレクターからの「この曲は何年経っても歌える歌だから。君には、そう言う歌手になって欲しいから」という言葉を紹介した森口さん。今回の結果はその言葉が現実となったことの証明でもあり、胸に押し寄せてくる感動もひとしおだったようです。

　デビュー曲のヒットから数年、事務所からリストラ宣告を受けるなど苦境を味わっていた中、再び人生を救ってくれたのが「ETERNAL WIND～ほほえみは光る風の中～」だったとのこと。「初めてのベスト9位 NHK紅白歌合戦、全国ツアー」とガンダムファン以外にも愛される楽曲となったことをつづり、「どちらの楽曲もライブなどで泣きながら聴いて下さる方が未だにたくさんいらっしゃって感動します」と自身とともに成長してきた両曲への思いをあらためて明かしています。

　最後には、「みんなの魂に、未来に届くように一音入魂で。私たちが住んでいる水の星へ愛をこめて歌い続けます」と今後もガンダムソングの歌い手としての使命を果たすことを約束した森口さん。ファンからは、「本当におめでとうございます！」「テレビを見ていて超感動しました」「森口さん=ガンダムが自分の中にあります」「自分が投票した曲が選ばれて 皆さんも同じ気持ちなんだなって思いました」など祝福のメッセージが届いていました。