コラム
視力検査に使われる「C」みたいなマークの名前、知ってる?
意外とかっこいい。
advertisement
視力検査に使われる「C」のようなマークの名称をご存じですか? 実はあれ、なかなかかっこいい名前で呼ばれています。
視力検査に使われる「C」の名前、知ってる?
あのマークが誕生したのは、今から100年以上昔のこと。フランスの眼科医エドムント・ランドルト氏が1888年に考案したことから、「ランドルト環」と呼ばれています。
ランドルト環は「円環全体の直径:円弧の幅:開いている部分の幅=5:1:1」になるように描かれており、視力は視角(開いている部分と目の中心を結んだときにできる角度の大きさ)と反比例の関係にあります。
advertisement
このような数学的な関係があるため、視力1は「直径7.5ミリのランドルト環の開いている方向が、5メートル先で分かる能力」で、その半分の2.5メートル先で分かった場合は視力も半分の0.5となります。ランドルト環がたくさん並ぶ視力検査表では距離ではなく、マークの大きさを変えることで同じ位置から測定できるようになっています。
主要参考文献
- 視力検査で1.0の次が1.1ではないのはなぜ?(ニデック)
他にもある! こんな雑学
- 「マンガで雑学」記事一覧
関連記事
「40-32÷2=?」この問題、解けますか?
理系にはすぐ解けて、文系には解けない、とんち問答のような問題がネットで話題に。21年前のワープロ「書院」で2018年にインターネットをしたら、無間地獄に突入した
ネット機能を搭載した21年前のワープロで、2018年のネットの世界を見てみました。これ12歳が解けるの!? 超難関「灘中学」の入試問題「初日の出を2回見るには?」を解いてみた
あなたは最強小学生に勝てるか?「16×4は?」「68-4だから64」 小学1年生の掛け算の計算方法が斬新だと話題に
発想が見事。「カニミソ」はカニの何なのか?
カニミソって何だ? 脳ミソか? 僕は何を食べようとしているのだ?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.