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“Fワード”に「デッドプール3」の話まで ライアン・レイノルズ、東京観光バスツアーで通訳泣かせの“デップー節”全開

通訳さんも困り顔。

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 マーベル・コミック史上最も過激なヒーローとして人気を集める「デッドプール」の続編「デッドプール2」。6月1日の公開に先立ち、来日している主演のライアン・レイノルズとともに東京都内を巡る「俺ちゃん中の人バスツアー」が5月30日に行われ、作品の裏話や自身のユーモアのルーツなどが語られました。“中の人”もデッドプール並みに過激な言葉を連発するから通訳さんが大変そうだったよ!


ライアンと都内を巡ってきました!

バスもデッドプール仕様に

 仕事としては初めて来日したライアンが訪れる先は、ツアーらしく東京で人気の観光スポット、渋谷のスクランブル交差点。移動中の車内でプレスのインタビューを受けながら、最後は因縁のウルヴァリンの映画「ウルヴァリン:SAMURAI」にも登場した増上寺へ向かうという、他の映画作品を巻き込み便乗するデッドプールらしいスタイルで都内を巡ります。


来日の報告もユーモアに富んだものに。そういえば、「西郷どん」に出演中の鈴木亮平さんはパンツのマスクをした日本のヒーローだったこともあったな

 渋谷に到着するまでの車内では、ライアンが初っぱなから「デッドプールはキャプテンアメリカやスーパーマンのようではないけど、ちょっとでもクソ野郎じゃなくなるよう日々努めているよ」と話し、それを訳した通訳に「ひどい言葉を使うねこの通訳。僕が代わりに謝るよ」とジョークを飛ばします。

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 その後も、同じマーベル・コミックヒーローたちとのクロスオーバーはあるか聞かれ、「チームとして僕が入ったらみんな5分以内に僕を殺そうとするんじゃないかな」とおどけたり、デッドプールの誕生秘話について「20世紀フォックスには『絶対作らないぞfuck you-!』とか言われてたんだ」と発言し通訳を困らせていたり、デッドプール(ウェイド)の恋人であるバネッサとの関係性については「あの2人はfuckfuckばかり言っているよね」とFワード満載で答えたりと“デップー節”全開で場を盛り上げていました。

 作中でもさまざまな映画作品をいじったりオマージュしたりとやりたい放題ですが、ボツになるネタも少なくなかったようで、「(ボツネタだけで)カタログができるくらいだよ。法的な理由とかで使えなかったんだ。かなり厳しいディズニーのネタもあったんだけど、ちょうどポストプロダクションしているときにディズニーが20世紀フォックスを買収しちゃったから、それは全部諦めたよ」と制作の裏話を吐露。「でも僕を含めた3人の脚本家はたくさんのイースターエッグを盛り込むのが大好きなんだ。きっと1回見ただけじゃ分からないよ」と楽しそうに語りました。

怒られちゃったみたい

 他の作品をいじるだけでなく、自身が出演し大コケした2011年公開の映画「グリーン・ランタン」などの自虐ネタも満載。「自分を笑えないとクソだ。自分をネタにできるっていうのはすごく貴重なことだと思うから、楽しんでやっているよ」と笑顔で語っていましたが、「グリーン・ランタン」について触れられると「もうバス止めていいよ!」といまだに癒えない傷痕を気にしているようでした。

 ブラックユーモア満載で軽快なトークを繰り広げる中、バスは渋谷に到着。世界で最もセクシーな男に選ばれたこともあるライアンが渋谷の街に降臨してしまったらどうなるのかとハラハラする記者陣を横目にライアンはスタスタとスクランブル交差点を渡り、「もっとクレイジーなことになること思っていたけど、普通に歩けちゃった。時々5000人くらいが歩くって聞いてたからね。でもランドマークを歩けたのは良かったよ」と笑顔で語っていました。


ばっかもーん! そいつがライアンだ!

ただ歩いてるだけなのにかっこいい……!

 今後については、マーベル・コミックスの映画「Xフォース」の脚本をすでに監督と練っているというライアン。さらに、話しの流れでは「黒澤明監督のある作品が次のデッドプール作品に影響を与えているよ」とうわさされていた3の存在をさらりと認める場面も。ハローキティーの大ファンであることや、背中に日本刀を背負っていることなど日本との関わりもあるデッドプールの次作ロケ地に日本はどうかと聞かれると、「ぜひそうしたいよ! 親友のヒュー・ジャックマンも日本で撮影して気に入ってたんだ」と好反応を示していました。

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 重大発表の後、バスはヒューが映画を撮影した増上寺に到着。デッドプールに扮(ふん)した7人のコスプレイヤーたちに迎えられ、満面の笑みでハイタッチを交わしていました。その後は、バスツアーらしく全員で記念撮影。最後は日本でのヒットを祈願し、満足そうな表情を浮かべていました。


ウルヴァリンこと親友のヒュー・ジャックマンも降り立った場所で

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(C)2018Twentieth Century Fox Film Corporation

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