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森田童子さんの死、ファンから悲しみの声 「またひとり偉大な歌手が」「青春の1ページでした」

4月に亡くなっていたことが明らかとなりました。

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 1970~80年代に主に活躍し、活動休止後も愛され続けたシンガーソングライターの森田童子さんが、4月24日に亡くなっていたことが分かりました。65歳でした。日本音楽著作権協会(JASRAC)の会報で明らかとなり、ファンからは追悼の声が多数寄せられています。


亡くなった森田さん(画像はAmazon.co.jpから)

 森田さんは、23歳のころにシングル「さよならぼくのともだち」(1975年発売)でデビュー。哀愁を誘うメロディーや、とつとつと語りかけるような特徴的な歌声が持ち味で、カーリーヘアにサングラスという装いも相まって、独自の世界観を持つアーティストとして地位を確立。ところが、1983年のライブ後にひっそりと活動を休止していました。

 事実上の“引退”状態の中、1993年放送のテレビドラマ「高校教師」で、1976年発売のシングル「ぼくたちの失敗」が主題歌に抜てきされ大ヒットを記録。さらに、2003年に同ドラマの新作が放送され、再び「ぼくたちの失敗」が主題歌として使用されました。2016年には、長く廃盤状態の続いた楽曲の最新リマスター版CDが再発売されるなど、長きに渡って人気を博しました。

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ドラマ「高校教師」のジャケット(画像はAmazon.co.jpから)

 ネット上では森田さんの訃報を受けて、「『ぼくたちの失敗』は名曲でした。合掌」「極端にメディアへの露出を好まない方だったので二ヶ月遅れの訃報を聞いて『森田童子らしい終焉だな』と」「またひとり偉大な歌手が旅立ちました」など死を悼む声が続々と投稿されており、「彼女の音楽を聴いて絶望の淵から生きることを選んだ人がどれだけいることだろう」「森田さんの歌声に出会えたことに感謝します」「青春の1ページでした」など、森田さんの楽曲に心を救われた人々からの感謝の言葉も見られました。


「狼少年 wolf boy」リマスター版のジャケット(画像はUNIVERSAL MUSIC JAPAN 森田童子オフィシャルサイトから)

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