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「ゲーム障害」疾病に分類 WHO国際疾病分類の最新版で
生活に支障を来す重度のゲーム依存を疾病に分類しています。
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世界保健機関(WHO)は、「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)」第11版を発行しました。この版ではゲームへの重度の依存が疾病に分類されています。
ICDとは、WHOによって国際的に統一された疾病、傷害、死因の統計分類の体系。草案に「ゲーム障害」(Gaming disorder)が盛り込まれていることが注目を集めていました(関連記事)。
正式版でもゲーム障害は「精神、行動、神経発達の障害」の章に記載。ゲーム障害はゲームをすることを抑制できず、日常生活よりもゲームを優先し、「個人、家庭、社会、教育、仕事などの機能の重要な部分に深刻な支障が起きる」といった説明がなされています。
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また草案同様、「健康状態に影響を及ぼす要因または保健サービスの利用」の「保健行動に関わる問題」に、「有害なゲーミング」も記載。「個人あるいは周囲の他者の物理的、精神的な健康に有害な結果をもたらすリスクを大きく高める」とし、その原因となる可能性があるものとしてゲームの頻度や時間、他の活動や優先事項を怠ること、ゲームに関わる危険な行動などを挙げています。
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