これいいな! 千葉房総のJR駅レンタカーでロードスターに“結構安く”乗れる「オープンカーde南房総ドライブ」開始(1/2 ページ)
3時間3000円、1日7000円の試験サービス。夏の房総半島をオープンカーで……はぁぁ気持ち良さそう。
東日本旅客鉄道(JR東日本)千葉支社とJR東日本レンタリースは、旅行先でクルマを借りられる「JR駅レンタカー」にオープンスポーツカーを試験導入する「オープンカーde南房総ドライブ」を2018年6月30日に開始すると発表しました。
導入車種は「マツダ・ロードスター」。試験導入は千葉県館山市のレンタカー店「駅レンタカー 館山営業所」で実施します。JR各線の駅前で展開する「駅レンタカー」の強みを生かし、鉄道で目的地まで移動し、現地でクルマを借りて自由にドライブや観光を楽しむという二次交通としての魅力を打ち出します。JRと事業者は鉄道利用の促進と観光客増が狙い。観光客もさらなる旅の利便性、特別感、満足度の向上が見込めます。
実施期間は2018年6月30日から7月8日までの9日間。房総半島の南端、内房線の館山駅西口にある駅レンタカー館山営業所でロードスターを貸し出します。料金は最短3時間で3000円、24時間で7000円。駅レンタカーの通常プランよりも料金を抑えた短時間利用ができるプランとなっています。JR東日本とJR東日本レンタリースは今後、試験導入の結果を元に2018年冬頃の本サービス化を目指すとしています。
JR東日本千葉支社は、鉄道と他の交通手段を組み合わせた付加価値のある観光移動の提案として、例えば房総方面へ自転車をそのまま積めるようにしたサイクリスト専用特別列車「B.B.BASE」(関連記事)も運行しています。B.B.BASEの運行開始セレモニーに登壇した千葉県の森田健作知事は「風光明媚(ふうこうめいび)で、信号が少なく走りやすい。そして飯もうまい。自転車と一緒に、ぜひ千葉県へ鉄道でいらしてください」と述べましたが、これは今回の駅レンタカーの施策に言い換えても当てはまります。
旅行先までは渋滞なしにゆったり座っていける鉄道で、現地でオープンカーを借りて特別感を──。マイカーは所有せず、カーシェアサービスを主に使う層などから広がってきそうです。
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