コラム

【マンガ】「あの生物」には青い血液が流れている

ちょっと怖い。

advertisement

 特撮作品などを見ると、血液が赤色“ではない”キャラクターが登場することがあります。人間とは違うため不思議な印象を受けますが、このような生物は実際にいるのだとか。

 今回は、血液の雑学をご紹介します。

解説

 そもそも人間の血液が赤く見えるのは、「ヘモグロビン」が原因。ヘモグロビンには鉄が含まれており、それが酸素と結合することで、身体中に酸素が運搬されています。このとき、鉄板などがさびると赤茶色になるように、ヘモグロビンの鉄も酸化して赤くなるのです。

advertisement

 生物の中には、ヘモグロビンの代わりに別の物質を利用しているものもおり、例えば、カブトガニの場合は「ヘモシアニン」。これには銅が含まれていて、酸化すると青色になるため、カブトガニの血液は青く見えます。

 ちなみに、カブトガニと同じ理由から、タコやイカ、甲殻類のカニ、エビなども青い血液を持つ生物。ヘモシアニンは酸化していない状態だと透明になるため、イカは新鮮なときだけ少し青く見えるといいます。鮮度が落ちると、血液内の酸素と一緒に、色が抜けてしまうというわけですね。

魚介類加工を手掛ける丸尚による「いかそうめんの青い筋」の解説。血液の色に由来するもので、「鮮度の良いものにしか発生しません」「衛生上の問題はありませんので、安心してお召し上がり下さい」とのこと

おまけマンガ

主要参考文献

他にもある! こんな雑学

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  7. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  8. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「2度とライブ来るな」とファン激怒 星街すいせい、“コンサート演出の紙吹雪”が「3万円で売買されてる」 高値転売が物議