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「ドラゴンボール」最新映画の敵はブロリー! 本編登場に沸くファン、鳥山明「より魅力的なブロリーに」

悟空たちとは初対面になるのかな。

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 劇場版「ドラゴンボール」20作目の正式タイトルが、「ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー」(12月14日公開)に決定。敵としてブロリーの名前がアナウンスされ、国内外を問わず人気を集める伝説の超サイヤ人の登場に、ネットでは大きな盛り上がりを見せています。


悟空とベジータ以外に描かれた人物。どちらもブロリーなのだろうか

タイトルロゴ

 過去、劇場版には「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」(1993年3月)、「危険なふたり!超戦士はねむれない」(1994年3月)、「超戦士撃破!!勝つのはオレだ」(1994年7月)と3度登場し(バイオブロリー含む)、圧倒的な力で孫悟空たちZ戦士を追い詰めてきたブロリー。

 これまではあくまでも劇場版だけの存在で、本筋とは関わりのないキャラクターとして描かれてきましたが、今回の内容はテレビアニメのアフターストーリー。つまり、ブロリーが初めて本編に登場することとなります。超サイヤ人ブルーになったベジータには、過去の汚名を思いっきり返上してもらいたいところ。

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 3月21日に公開された特報映像では、悟空と対峙する何者かの姿が公開。サイヤ人であることやそのビジュアルから、歴史上初めて超サイヤ人に覚醒したサイヤ人・ヤモシではないかとの声があがっていました。今回の発表で、敵がブロリーであることが明らかとなりましたが、サイヤ人のバックボーンに迫った作品との情報もあることから、サイヤ人の歴史が語られる中で、ヤモシが登場することになるのかもしれません。

 原作・脚本・キャラクターデザインを手掛けた鳥山さんによると、ブロリーの登場は担当からの提案がきっかけとのこと。過去の劇場版を見て、「アレンジ次第では、かなりおもしろくなりそう」だと感じ、「ドラゴンボール超」に組み込む形でストーリーを考えたといいます。ファンにとっては印象深いキャラクターですが、鳥山さん自身は記憶があいまいなようで「デザインだけは僕が描いたらしいのですが、当時、アニメにはほとんどノータッチでしたので内容はすっかり忘れていました」との告白も。他にもファンが喜ぶ仕掛けを多数用意しているようなので、「ドラゴンボールZ」以来だという人も、昔を思い出しながら楽しめる映画となりそうです。

鳥山明さんのコメント

みなさん、ブロリーって知っていますか?
昔のアニメ映画にだけ登場した、とんでもなく強いサイヤ人で
デザインだけは僕が描いたらしいのですが、当時、アニメには
ほとんどノータッチでしたので内容はすっかり忘れていました。

そのブロリーですが、いまだに日本だけでなく海外でも大人気だそうで、
そんなことから「今度の映画はブロリーにしませんか?」と担当さんから提案されました。

当時の映画を観させてもらって、アレンジ次第では、かなりおもしろくなりそうだと感じ、
さっそく『ドラゴンボール超』のシリーズに組み込んで話を作ってみました。

ブロリーファンをガッカリさせないように昔のイメージを意識しつつ、
新しい一面も加えてリニューアルし、より魅力的なブロリーになったと思っています。

もちろん、すさまじい闘いを見せるだけではなく、
悟空、ベジータ、ブロリーの3人がどのような運命をたどって出会うことになるのか、
そしてそこに大きく関係してくるフリーザ軍とサイヤ人の歴史も描いており、
とてもスケールの大きな、そしてドラマチックな内容になっています。

あの最強のサイヤ人、ブロリー登場!
他にもまだまだファンの皆さんが喜ぶ内容をいっぱい盛り込んでいますので
期待して、完成までもうしばらく待っててちょ!!


7月20日には第1弾の特典付き前売り券が発売されます
(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2018ドラゴンボール超」製作委員会

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