コラム

【マンガ】あのラーメンの具材が「メンマ」と呼ばれるようになった理由

台湾政府の抗議がきっかけだったとか。

advertisement

 ラーメンの定番トッピングのひとつ、メンマ。「シナチク」という名称もありますが、どうして名前が2つもあるのでしょうか。今回は、メンマの雑学をご紹介します。

解説

 丸松物産によると、「メンマ」の名付け親は同社を創業した松村秋水氏。昭和20年代までは「支那竹(シナチク)」という名称が使われていたといいます。「支那」は現在、中国を指す差別的な表現とされていますが、「メンマ」という呼び方が生まれた背景には、別の理由があるとか。

 丸松物産の前身企業が、台湾産のものを「支那竹」と表記して販売しようとしたところ、台湾政府が「“台湾”産なのに、“中国”とはどういうことだ」と抗議。そこで松村秋水氏が、「『麺』に載せる『麻』筍(まちく/竹の一種でタケノコがメンマの材料になる)だから『メンマ』」と考案したのだそうです。

advertisement

 ちなみに、麺類にメンマをトッピングするのは日本独特の食文化で、メンマは日本ならではのネーミングのようです。桃屋によると、国内で「ラーメンに載せる」以外の食べ方が広まったのは、同社製品「味付メンマ」(昭和43年/1968年発売)がきっかけとのこと。

おまけマンガ

主要参考文献

他にもある! こんな雑学

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に
  2. 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  3. 瀬戸内海で漁をしていたら突然異変が…… 揚がってきた“取ってはいけない生物”に衝撃 「初めて見ました」と70万再生
  4. 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. 「17歳ってまじ?」老けて見られる長髪青年を理容師がカットすると…… 「彼の人生を救ったね」「パーフェクトだよ!」【海外】
  6. 釣れたアオリイカを2カ月飼ってみると…… 同じイカとは思えぬ変化に「魚より賢くてかわいい」「なんて凄い映像」
  7. 業務スーパーで買ったアサリを水槽に入れて120日後…… “まさかの大事件”に衝撃「うわーー」「あさりちゃーーーん!」
  8. 温かそうだけど…… 呉服屋さんが教える「マフラーの巻き方」になぜか既視感 「あの巻き方ってこうやってたの!?」
  9. 「助けて。息子がこれで幼稚園に行くってきかない」→まさかのアイテムに母困惑 「行かせましょう!」「控えめに言って最高」と反響
  10. 「コレ知らないと老けるよ?」 プロが教える“10歳若返る整形メイク” ちょっと工夫するだけで印象ガラリ「毎日古メイク全開でした」