「戦争中も、ずっと手放さなず」 黒柳徹子の人生に寄り添ってきた“間違ったパンダ”のぬいぐるみ、日本で一番古い可能性
付喪神に近づきつつある。
タレントの黒柳徹子さんが9月21日、20代のころに撮影したパンダのぬいぐるみとのモノクロショットをInstagramで公開しました。このぬいぐるみは今でも大切に持っており、25日から10月8日まで日本橋タカシマヤで開催される「もっとSU・TE・KI! 展」に展示されます。80年近い時空を超えてくるパンダ。
子どものころに叔父からプレゼントされたというパンダのぬいぐるみの横で家具に手をかけ凛々しい表情を浮かべている黒柳さん。「このぬいぐるみが、きっかけで、パンダを研究することになりました」と、現在では「日本パンダ保護協会」の名誉会長を務めるほどパンダ通になった自身のルーツについて明かしました。このぬいぐるみはかなりのお気に入りのようで、「戦争中も、ずっと手放さなず、空襲があっても、自分のリュックに入れて逃げ回りました」という思い出話も披露しています。
黒柳さんによると、このパンダは背中が全て黒く実物とは異なっているために、「間違ったパンダ」とのこと。しかし「とってもカワイイ」と長年連れ添ったぬいぐるみへの思いをつづり、「80年くらい前の物だから、もしかしたら、日本で『一番古いパンダのぬいぐるみ』かもしれませんね」とファンに明かしていました。
今回だけの展示となるパンダのぬいぐるみついてファンからは「貴重なたいせつなパンダさんを公開してくださりありがとうございます」「大切な想い出と共に今も側にいるパンダちゃん、ステキですね」と感銘をうけたコメントや、「ぬいぐるみをいまだに大切に持っていらっゃる・・・そのような姿勢が人にも向けられて徹子の部屋が長きに渡り愛される番組になったのですね」と1976年から続く黒柳さんの冠番組を挙げて感激する声も寄せられています。物を大事にする姿勢、しかと胸にひびいたぜ。
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