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文章作成「しか」できない テキスト編集用ガジェット、30分で500万円超の資金集める

ポメラっぽいやつ。

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 文章入力に特価したデバイス「Traveler(トラベラー)」のクラウドファンディングが10月2日(日本時間)INDIEGOGOで開始され、わずか28分で目標額の5万ドル(約570万円)を集めるロケットスタートを切りました。

28分で目標額が集まった

 通常のPCではメールやSNSの通知などでついつい集中が切れてしまいがち。そんな人に向けて作られたのが、余計な機能を徹底的に排除したこのTraveler。入力のしやすさを第一に考え、モバイル機ながらキーの間隔もたっぷり取っています。

 同製品は2016年に同様のコンセプトのマシン「FreeWrite」を手掛けたAstrohausの新作(関連記事)。前回は重量約1.8キロとなかなかゴツいデザインでしたが、今回のTravelerはその名の通り旅先に持って行きたくなるようなコンパクトさが特徴。サイズは302mm×127mm×25mmで、重量は0.8キロを予定しています。

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こちらは前回の「FreeWrite」
Travelerはずいぶん小さくなりました

 日本語入力に対応していて、文章はDropbox、Evernote、Google Driveに保存可能。バッテリーはUSB Type-Cで充電でき、一度の充電で30時間の使用に耐えるとのこと。また前機種のFreeWriteでは矢印キーが無かったため、文章を修正するにはバックスペースで入力した箇所を全て消すしかないストイックな仕様でしたが、今回は「new」キーと「W、A、S、D」キーを組み合わせることでカーソル移動が可能になっているとのこと。

 価格は599ドル(約6万8000円)で、2019年9月に正式発売予定。クラウドファンディングでは出資と共に先行予約が可能で、先行予約した場合は2019年6月もしくは8月に商品を受取ることができます。INDIEGOGOでは現在46%オフの319ドル(約3万6000円)での注文が可能。日本からも注文ができ、日本への送料は25ドル(約2800円)となっています。

 ちなみに6月にはキングジムから電子ペーパーを採用した「ポメラ」の新機種が登場したばかり(関連記事)。文字入力に特化しているという意味では似ている両機種ですが、Travelerにはポメラに入っているような辞書機能すら無いので、より割り切ったマシンを求めていた人には有力な選択肢になりそうです。

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