強面だけど優しさの塊 見た目ヤンキーのお兄ちゃんが“生活の知恵”を授ける漫画にギャップ萌えが止まらない(1/2 ページ)
ギャップがありすぎて天然人たらしなヤンキー。
誰もがひるんでしまうような怖い顔をしたお兄ちゃんなのに、口を開けば優しさあふれる生活の知恵を与えてくれる漫画「通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー」が、ギャップ萌えとライフハックの連続で好評です。6月にTwitterで1話が公開されて話題にもなりました(関連記事)。作者はガンガンONLINEで連載中の「幻想グルメ」の作画を担当するおつじさん。
セミの鳴き声もうるさく響く真夏の暑い朝。保育園の先生、梅ちゃんが汗だくになりながら園児のお出迎えをしていると、園児のたっくんが男の人に抱っこされながら登園してきました。しかしたっくんが「お兄さん」と笑って話している相手はいかにもヤンキー。梅ちゃんの一番苦手なタイプです。「たっくんもう大きいので抱っこしなくてもいいと思いますよ」と、恐る恐る助言をすると、彼は黙ってしまいました。
「難クセ付けたと思われた!?」と心配になる梅ちゃんですが、「すみません……」とヤンキーはサングラスを外して淡々と話し始めます。アスファルトに近い子どもはより暑さを感じるから避難させていたと、ヤンキーとは思えない優しく思いやりのある行動に梅ちゃんも思わず「!?」となってしまいました。さらに、しぼりがある袖の服をやめてズボンのベルトを穴ひとつ緩めるだけで熱中症対策になると、梅ちゃんのことまで気にかけてワンポイントアドバイスをくれました。え、なにこのヤンキー……。
「ヤンキーが優しさを見せると好感度があがって、普段からまじめな人よりいい人っぽく見える」のが嫌いな梅ちゃんにヤンキーは追い打ちをかけます。水分補給だけでは身体に悪いからと言って渡したのは、熱中症対策に欠かせない塩キャンディ。またしても思いがけない優しさを見せられて、梅ちゃんは怒りのあまり握りこぶしを作って顔を真っ赤に。嫌いなヤンキーに優しくされたのがあまりにも悔しくて、「おめーの100倍(?)塩分摂ったるわい」と、ムキになってアメを食べるのでした。
この漫画には多くの人から「好き」という感想や続きを求める声が寄せられ、「近所にいて欲しい人ナンバーワン」「舎弟になりたい」という絶賛の声も届いています。
「通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー」シリーズはTwitterやpixivで公開されており、梅ちゃんはいくつかのエピソードに登場しています。服に穴が開いてしまった梅ちゃんのおばあちゃんにお直しのアドバイスをくれるエピソードや、ラーメン屋で「ストレスにはシンプルに肉」と幸せチャージのチャーシューをごちそうしてくれるお話も。またヤンキーが保育園の女の子に懐かれてしまい、梅ちゃんが2人の間にただならぬ空気を感じ取るエピソードも投稿されています。
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