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2019年GWは「10連休」へ 突然の連休予定発表にカレンダー・手帳業界の対応は?

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 新天皇の即位に伴って、2019年に限って5月1日を祝日とする意向を安倍晋三首相が表明し、正式に決定すれば同年のゴールデンウイークが10連休となります(関連記事)。これに関連して指摘されているのが、2019年版のカレンダーや手帳はどうなってしまうのかということ。既に販売されている商品もありますが……業界関係者に10連休への対応について聞いてみました。


10連休(仮)のスケジュール

 全国カレンダー出版協同組合連合会では、2018年4月の時点で2019年の即位日前後の記載について、業界全体で足並みを合わせると発表していました。このときの決定では、4月30日、5月1日の日玉(日付部分)は墨、4月30日、5月1日行事名は祝日色(朱色など)、該当行事名の前には祝日色の日の丸(国旗印)を入れるとなっています。5月2日は平日として記載されることとなり、10連休が正式決定した場合はカレンダーの記載と合わなくなることに。同連合会に問い合わせたところ、4月の決定のまま、追加の対応の予定はないとの回答でした。


全国カレンダー出版協同組合連合会が4月に発表したカレンダーの記載

 また手帳シェア1位の高橋書店にも聞いたところ、対応は検討中との回答。同社の1月始まりのカレンダー・手帳は前年の2月時点で決まっている情報を元に作成し、前年9月に発売するため、2019年5月1日は休日となっていないとのこと。ただし商品には「法改正に伴って祝日が変わる可能性がある」という断り書きも記載していると話していました。

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 既に対応に動いているメーカーもあり、カレンダーやポスターを手掛けるトライエックスは10月16日に、自社製品に「祝日訂正シール」を付けると発表。黒で表記した日付に半透明のシールで赤丸を付けることができます。


トライエックスは半透明の赤丸シールをカレンダーにつける

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