「スパイス・ガールズ」6年ぶりに再結成　不参加のヴィクトリアはメンバーにエール

　1990年代にリリースした「Wannabe」で一世を風靡（ふうび）したイギリスの女性ポップグループ「スパイス・ガールズ」が11月5日（現地時間）、6年ぶりに再結成することを公式Twitterで発表しました。2019年6月に英国内で6公演を予定していますが、元サッカー選手のデビッド・ベッカムの妻で“ポッシュ・スパイス”ことヴィクトリア・ベッカムは不参加を表明。ネットでは「マジかよ！」「再結成は鬼嬉しすぎ」「ヴィクトリア居ないのは残念」など反響が巻き起こっています。

　オフィシャルサイトでは、「WE'RE GOING ON TOUR!!」のコメントとともに、ヴィクトリアを除いた4人がポーズを決めた写真を公開。ツアーは2019年6月1日の英マンチェスターのエティハド・スタジアムに始まり、15日のウェンブリー・アリーナ（ロンドン）まで全6公演が予定されています。

　再結成が発表された同日にはメンバーそれぞれがInstagramにメッセージを投稿。「興奮してる！」（メラニー・チズム）、「続く！　やったー！」（メラニー・ブラウン）、「パーティを始めましょう」（エマ・バントン）など喜びをあらわにしています。

　ヴィクトリアは6日に投稿したInstagramで「再びステージに戻ることはありません」と再結成に参加しないことを表明。「私の人生で、スパイスガールズにいたことは非常に重要な出来事でした」と回顧した上で、今回のツアーでメンバーたちが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを確信しているとつづり、4人にエールを贈りました。

　女性グループの楽曲としては歴代最高のセールスとされる「Wannabe」で鮮烈なデビューを飾った同グループは、“ガールパワー”を体現した存在だとして世界中で人気を集めるも、メンバー（ジェリ）の脱退などをへて2001年に活動休止を発表。2007年から2008年にかけて世界ツアーのため再結成した後は、2012年のロンドン・オリンピック開会式で一夜限りのパフォーマンスを行っていました。

　再結成の一報を受けネットでは、「いい歌ばっかりだから好き！」「大好き！！！やった」「テンション上がった」と喜ぶ声が多く上がっている他、ヴィクトリアの不参加に「嬉しいけど一番好きなビクトリアが不参加か」「1人欠けるのめちゃさみしい」「ジーザス！」と寂しがる声も寄せられています。