これは幻じゃない！　相棒“シャブ山シャブ子”役で脚光浴びた江藤あやが歌手デビュー

　テレビ朝日系ドラマ「相棒 Season17」で鮮烈なインパクトを残したキャラクター「シャブ山シャブ子」役で注目を集めた女優の江藤あやさんが2019年1月に歌手デビューすることが本人のSNSなどで発表されました。

　舞台女優として小劇場を中心に活動している江藤さんが一躍脚光を浴びたのは11月7日放送のテレビドラマ「相棒 Season17」第4話。白昼の公園で電話する刑事ににじり寄り、奇声を上げながらハンマーで撲殺する薬物依存症者役で登場すると、その後の取調室でも自らを「シャブ山シャブ子ですっ！　17歳です！」と口にしたり、幻覚を見ているようなそぶりなど常軌を逸したヤバイやつ感全開の怪演をみせ、2分にも満たない出演にもかかわらず同ドラマをホラー作品へと変えた存在としてネットを「おいおい……」と震え上がらせました（関連記事）。

　この演技については「（シャブ山シャブ子は）薬物依存症の偏見を助長している」などの声も上がる一方で、演技により鮮烈なインパクトを残した江藤さんへの評価と注目は高まっていく中、江藤さんは11月26日にTwitterで「ただ今レコーディング＆撮影中！1/11にソロデビューいたします」と2019年1月11日に歌手としてデビューライブを行うと報告しました。なおデビュー曲となる「あおぞら」は自身で作詞したとのことです。

　歌手デビューの話自体はライブを主催するStudioSuncheekのTwitterアカウントでも番組放送直後に明かされていましたが、新たに三味線を弾いたアーティスト写真なども公開され、「そうか……シャブ山シャブ子なんて最初からいなかったんだ」と目が覚めるような気持ちです。

　なお、デビューライブは2019年1月11日、吉祥寺のMANDA-LA2で開催されます。