現役学生が考えた「痴漢抑止バッジ」 2018年の最優秀作は?
来春からOsaka Metroの駅売店などや通販で買えます。
痴漢被害に悩む女子高校生がはじめた痴漢の防止を目的としたバッジ「痴漢抑止バッジ」(関連記事)。そのバッジのデザインを学生から募るコンテストが行われ、12月8日、東京ミッドタウンにて、授賞式が行われました。
2015年から3回目となる今回は全国178校の学生から731作品の応募があり、デザインの投票に参加した人は過去最多でした。1次審査、関西・関東の中学高校6校153名による2次審査、そしてあべのハルカス ウォールギャラリーの来場者と、ネットでの人気投票の結果を参考に、痴漢抑止バッジデザインコンテスト委員会が受賞5作品を決定。ポップでありながら痴漢を許さないという気概が感じられる山本千春(やまもとちはる)さんの「見てるぞ、捕まえるぞ」が最優秀賞に選ばれました。
また、今年は新しく「Osaka Metro 日本橋管区駅賞」という賞が誕生。毎年、コンテストを告知するポスターを駅構内に掲示するなど活動に協力的だったOsaka Metroの日本橋管区駅が、痴漢抑止に対する強い意志を表すものとして設けられた賞です。今回受賞したTakenakaYusuke(カケナカ ユウスケ)さんの作品は、2次審査を通過した60作品から、日本橋管区駅の松山駅長(2018年12月現在)によって選ばれました。受賞のポイントは、帽子が駅員のようなので、電車内や駅構内で乗客の安心安全を常に見守る駅員の想いが伝えられるデザインだと感じたことだそうです。
受賞した6作品は2019年3月に商品化され、Osaka Metro構内のローソンなど駅売店41店舗で販売される予定(「OsakaMetro 日本橋管区駅」賞の作品は、Osaka Metro駅構内ローソンで限定販売)。公式サイト「立ちあがれ、JK! -痴漢抑止バッジ-」での通信販売も行うそうです。
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