「最後はエンターテイメントで」　キンコン西野、梶原＆オリラジ中田のトラブル決着に期待

　お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが1月10日にブログを更新。相方の梶原雄太さんと、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さんの間に生じているトラブルについて持論をつづっています。

　「キングコング梶原君がオリエンタルラジオの中田君にキレてるらしいです」と騒動をざっくりまとめた西野さん。事の発端は、中田さんが自身のラジオ番組で、梶原さんのYouTuber活動を「梶原さんとか頑張ってるよ」と褒める意味合いで言及した部分が、ネットニュースに悪意ある形で切り取られたこと。該当記事を目にした梶原さんはTwitterで、「オリラジの中田さんが何か、僕の事を言ってたみたいですが、、ごめんなさい、、興味ないです」とM-1グランプリの暴言騒動に対する上沼恵美子さんのコメントをパロディーしてツイートすると、中田さんが「梶原さん、誤解ですよ。悪質な記事に惑わされずに。応援してますよ！」とリプライで釈明していました。

　その後キングコングのYouTubeチャンネルに、コンビで騒動について語る動画がアップ。梶原さんは、ネットニュースの内容が誤解であるという指摘を多数受けたことを明かした上で、冷静な分析とともに先輩を褒めるという中田さんの態度が“上から目線”だと感じたことを告白。西野さんは上記の流れを、「三流ネットニュースの切り取りハラスメントに遇い、なんかイヤ～な感じで記事にされて、それを読んだ梶原君がご立腹」と説明し、自身のスタンスと今後の2人に期待する展開を明かしました。

　西野さんは、YouTuber活動の中で多くの批判にさらされてきた相方の心境をおもんぱかり、「それらの批判が積もり積もって、中田君の些細な一言でバン！　となったのだろう…と察します」と梶原さんの怒りについて分析。一方で、「『梶原さんは頑張ってるよ』に反応してしまう気持ちは分からないでもないですが、キレる程のことでもねぇなぁと」と梶原さんの意見に同調するわけではないことも強調しています。

　また、中田さんがリプライで対応を済ませたことについては、「結果として、ラジオのコメントと糞ネット記事の合わせ技一本で先輩の気持ちを逆撫でてしまったことは事実」「（リプライで）片付けるのではなく、中田君には説明責任がある」とコメント。動画内で中田さんに苦言を呈した梶原さんに対しても、「本人不在で…しかも後輩に向けた苦言は、僕個人的にはアウトだと思っています」と批判的な意見をつづりました。

　中田さんは1月9日のラジオ放送で、騒動について釈明、謝罪をした上で、「俺のやり方で謝罪したい」「カジサックさんの動画に出させてもらいに行こうかなと思います。謝罪に行く」と動画上でのコラボを発案。これを受けて西野さんは、「結果的にまたニュースを作って騒がせてしまった梶原君には、先輩として、中田君のそのアクションを受け入れる責任があると思うので、『オリラジ中田が謝罪にきた』という企画を立てて、最後はエンターテイメントで終わらせて欲しいです」と芸人らしい騒動の決着を期待するとしています。