「一瞬でもいい。会いたい」 大杉漣さんの急逝から1年、息子・大杉隼平が父への思いを語る
漣さんが亡くなって、もうそんなにたつのか。
2018年2月21日に急性心不全で逝去した俳優の大杉漣さんの長男でフォトグラファーの大杉隼平さんが2月20日、命日を前にこの1年を振り返り、あらためて父への思いをつづっています。
撮影で訪れた世界各国をともに旅した漣さんの写真とともに、「父、大杉漣が旅立ち1年が経とうとしています」とつづった隼平さん。漣さんが突然いなくなってからの1年は、一緒に行こうと約束した地、ともに訪れた場所などを巡りながら、「あたりまえにあったはずの日常。その時間がいかに大切で儚いものだったかを感じています」とあらためて存在の大きさを実感するものだったようで、「『生を与えてくれたこと。育ててくれたこと。』できるならきちんと『ありがとうございます』を伝えたかったです」と後悔をにじませました。
1年が過ぎた今でも、「時間が経っても思います。一瞬でもいい。会いたい。話したい」と思いをはせた隼平さん。そして気持ちを整理する時間の中で、漣さんの生き様を振り返り、「今の姿。これからの姿を見ていて欲しいと思います。教えてくれたこと。向き合う姿勢を常に示してくれたこと。与えられた命を大切に生きていきたいと思います。そして挑戦し続けたいと思います」と前向きにコメントし、「あなたは今どうしているのでしょうか。どこにいてもあなたらしくいて下さい」と締めくくっています。
漣さんは2018年2月21日、急性心不全で逝去。その後、大杉さんが所属していた芸能事務所ZACCOは同年11月30日をもってマネジメント業務を終了し、解散していました。隼平さんもZACCOに所属しており、解散時にはファンや関係者などに感謝の言葉を伝えていました(関連記事)。なお、漣さんのこれまでを記したWebサイト「大杉漣記念館 ohsugi ren official archive」が20日0時からオープンしており、秘蔵写真やライブ映像、動画などが公開されています。
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