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V8+3モーター1000馬力……ひぇぇ!?!? フェラーリ初のPHEV「SF90 Stradale」はやはり怪物だった(1/2 ページ)

ゼロヒャク2.5秒、ひぇぇ。EVモードでも最大25キロ走行可能。

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 イタリアの高級車メーカー、フェラーリは5月30日、同社初となるPHEV(プラグインハイブリッド車)「SF90 Stradale」を発表しました。


フェラーリ・SF90 Stradale(写真:フェラーリジャパン、以下同)

 SF90 Stradaleは、同社の創業90周年記念として量産する同社初のプラグイン機構搭載ハイブリッドスポーツカー。2013年に投入したハイブリッドモデル「ラ・フェラーリ(6リッターV12+HY-KERS、発売時価格1億6000万円)」の後継と位置付けられる新世代車です。最大780馬力の4リッターV型8気筒ターボエンジンと8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)、さらに162kW(約220馬力)出力の電動モーター×3基(フロント左右に2基、リアにF1由来の運動エネルギー回生システム「MGU-K」を1基)によるハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレーンを採用します。また、フェラーリのスポーツカーとして4WDシステムを搭載するのも本モデルが初としています。

 総出力1000馬力、最大トルク81.5kgf-m(800Nm)を実現し、停止状態から時速100キロまで約2.5秒で加速、最高時速340キロ超とするブッ飛び性能を備えます。

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Ferrari SF90 Stradale(YouTube/Ferrari)

 エクステリアは近代のフェラーリロードモデルにならう官能的な美しいデザインはそのままに、高度な可動パーツを含めたF1マシン譲りの空力設計を取り入れて、空気抵抗を抑えながら効率的なハイダウンフォースも発生させるとしています。

 また、ドライバーの好みや状況に応じて、モンスターから電動モーターのみでスマートに走るEVモードまで、4つの動作モードに切り替えられます。バッテリー容量は7.9kWh。EVモード(eDモード)で最大25キロ走行可能(最高時速は135キロ)とし、外出時の急速充電など外部充電に対応するプラグインコネクタも備えます。


SF90 Stradale:前面

SF90 Stradale:後方

よりホットな「SF90 Stradale Assetto Fiorano」も用意する

 ボディーサイズは4710(全長)×1972(幅)×1186(高さ)ミリ、ホイールベースは2650ミリ。乾燥重量は約1570キロ。前後重量配分はフロント45:リア55。価格は近日発表予定です。


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