宮迫、ロンブー亮ら11人が「闇営業」問題で謹慎処分　詐欺グループからの“金銭の受領”が発覚

　吉本興業は6月24日、「雨上がり決死隊」宮迫博之さん、「ロンドンブーツ 1号2号」田村亮さんら、反社会的勢力の闇営業に参加した所属芸人を活動停止、謹慎処分とすることを発表。「一定の金銭を受領していたことが認められました」と新たな事実が発覚したことを報告しています。

　活動停止、謹慎処分となったのは、宮迫さん、田村さん、レイザーラモンHGさん、「ガリットチュウ」福島善成さん、くまだまさしさん、「ザ・パンチ」パンチ浜崎さん、「天津」木村卓寛さん、ムーディ勝山さん、「2700」八十島宏行さん、「2700」常道裕史さん、「ストロベビー」ディエゴさんの11人。なお、闇営業を仲介した入江慎也さんはすでに吉本興業を解雇されています。

　同社は複数回にわたって同メンバーに聞き取りを行い、「反社会的勢力主催の会合であるとの認識はなく、また、報じられていたような金額ではありませんでしたが、会合への参加により一定の金銭を受領していたことが認められました」と闇営業のギャラとして金銭の受領が明らかになったことを報告。「今回の事実確認結果は、重大な問題であると考え、今回の処分に至り、弊社としてもその責任を痛感するものであります」と処分に至った理由を示し、同メンバーによる謝罪文を掲載しました。

　宮迫さんは、世間や関係者、スポンサーに謝罪しつつ、「そういった場所へ足を運んでしまい、間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」と“間接的”に金銭を受け取ったことを認めた一方、「相手が反社会勢力だったということは、今回の報道で初めて知ったことであり、断じて繋がっていたという事実はないことはご理解いただきたいです」とこれまで通り反社会的勢力とのつながりは否定しています。

　ギャラの受け取りを否定していた田村さんは、「特殊詐欺グループの開いた会に、私ロンドンブーツ1号2号田村亮が参加した件で、金銭の受け取りがございました。自分の都合のいいように考えてしまい、世間の皆様に虚偽の説明をしてしまった事を謝罪させて頂きます」と発言を撤回。宮迫さんと同じく反社会的勢力とのつながりは否定しており、「このような行動をとった自分が恥ずかしくて堪えられないです。謹慎期間を通して、自分を見つめ直し二度とこんな行動をしない人間になるようにします」と反省の言葉を残していました。

　その他にも、HGさんは「この謹慎でしっかりと自分と向き合い、これからの人生を覚悟を持って生きていきます」、くまだまさしさんは「深く反省し、二度とこのようなことがないようにします。本当に申し訳ございません」など謝罪の言葉を並べた他、福島さんは「反社会勢力と知らず、そこで芸をして出演料を頂きました。そのお金が悪いことをして集められたお金とは知らず、生活費にあてました」と当時の状況を説明しています。