「霜降り明星」粗品がMVでピアノ演奏　“お笑い要素ゼロ”で優雅なテクに「なんでやねん」の声殺到

　お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんが8月2日、女優の土屋太鳳さんと世界的なピアニストであるラン・ランさんとともにミュージックビデオへ出演。軽やかなタッチで優雅にグランドピアノを演奏するギャップある姿にファンからは「なんでやねん」とツッコミが殺到しています。

　「UNIVERSAL MUSIC GROUP」から発売されている名作クラシック100枚にフォーカスしたキャンペーンの一環で、土屋さん、ラン・ランさんとともにMVに出演し、「普段お笑い芸人として仕事していると無縁なんですが、音楽の仕事はやってみたいと思っていたのですごくうれしかったです」と胸中を明かした粗品さん。動画では「スイス軍隊の行進」を弾くラン・ランさんに「ハレルヤ」をかぶせた土屋さんに続き、緊張気味に2人に視線を送りながらも「白鳥の湖」を滑らかに演奏する粗品さんの勇姿などが収められています。いつネタが始まるのかと思った。

　ラン・ランさんは「太鳳さんと粗品さんの才能にとにかくびっくりしました」と2人の演奏を絶賛。以前からラン・ランさんの演奏やドラマ「のだめカンタービレ」（フジテレビ）を見ていたという土屋さんは「なんで私なんだろうと思ってびっくりしてましたが、良い挑戦ができて良かったです」「素敵な出会いがあるんだな」と感謝の気持ちを伝えています。

　同日、粗品さんはMVの冒頭部分の動画を添えて「『なんでやねん』と思われるかもしれませんが」とハイソなMVに出演したことを自嘲気味にツイート。粗品さんが2歳からピアノを習っており、絶対音感を持ち音楽への造詣も深いことはファンの間で周知の事実でしたが、ツイートにはツッコミが殺到。「『霜降りバラエティ』でラブホでピアノ弾いてた粗品さんが世界的ピアニストとコラボとは」と驚愕する声とともに、「この忙しい最中にかなり練習しただろうし才能とバイタリティがエグい」と称賛する声や、4月に放送された「オールスター感謝祭」のラスト問題でいち早く正答した栄光を思い出し、「怖るべきピリオドチャンピョンの影響力……」とおののく声も寄せられています。音楽の仕事が増えるとよいですね！