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9月末に終了予定だった電子書籍サイト「パブー」、運営会社を変更しサービス継続
デザインエッグが運営を引き継ぎます。
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9月30日に終了予定だった電子書籍サイト「Puboo(パブー)」が、運営継続となることが発表されました。デザインエッグが現運営元のトゥ・ディファクトから事業譲受します。
同サイトは、ユーザーがブログサービス感覚で電子書籍を作成し、無料または有料で公開できるプラットフォームで、2010年6月にスタート。2019年4月に閉店が発表されていました(関連記事)。
デザインエッグは、4980円で紙の本を出版できるサービス「MyISBN(マイ アイエスビーエヌ)」を運営。「パブーの電子書籍出版サービスに加え、紙の本の出版サービスも提供することで、パブーをさらに良いサービスに成長させることができる」との考えから事業譲受合意に至ったと説明しています。詳細な経緯は、デザインエッグのブログで公開されています。
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同社は今後パブーで紙の本の出版機能の提供(ISBNを付与)、Amazonでの紙の本の販売を計画。開始時期はあらためて告知するとしています。また楽天Koboへの提供をいったん終了し(再開時期はあらためて告知)、連載機能の提供を終了する予定です。
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