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Amazon「置き配指定サービス」を標準にする実証実験を実施へ ガスメーターや自転車のカゴにも対応

再配達率の変化や、配送希望などを調査します。

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 アマゾンジャパンは岐阜県多治見市にて10月~11月の期間で、「置き配指定サービス」を標準の配送方法とする実証実験を実施します。調査結果からサービスのさらなる利便性や安全性の向上を目指します。

 置き配指定サービスは、ユーザーが指定した自宅の場所に商品を届けるサービスで、玄関先での対応やサインなしで商品を受け取れます。配達場所は、玄関、宅配ボックス、ガスメーターボックス、自転車のかご、車庫、建物内受付/管理人から選択可能。7月には対象地域の拡大も発表されていました(関連記事)。

 実証実験では、再配達率など配送効率の変化をはじめ、毀損や紛失のデータ、また対面での商品受け取りに変更したユーザーなどに関するデータの集計を実施。さらに実証実験期間の前後で、顧客調査の実施を予定しているとのこと。対象となるのは、購入された商品の届け先が岐阜県多治見市の住所となるユーザー(一部地域を除く)です。

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置き配の実施エリアや指定方法(順次拡大中の実施エリア情報は公式サイトにて

 同社のジェフ・ハヤシダ社長は、多治見市民の方々へ感謝を述べつつ「私たちはこの取り組みが配送に関わる社会的課題解決のために、重要な役割を果たすものと考えています」と今回の意義を説明。また多治見市長の古川雅典氏は、2012年に市内に配送センターを開業したAmazonが多くの地域貢献活動を実施した点に触れ、「今回、他の地方都市に先駆けて、実証実験に協力することでパイオニアとしての役割を果たし、市民のみなさまにとってさらに住みやすい街づくりを進め、この取り組みが成功することを期待しております」とコメントを寄せています。

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