YOSHIKI、台風被害の千葉県に1000万円寄付　館山市出身を公表し「故郷を思う気持ちは変わっていません」

　ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが9月18日、台風15号の直撃を受けた千葉県に1000万円を寄付したと発表。故郷である千葉県の被災者支援のため、自身の運営する非営利団体「Yoshiki Foundation America」を通じて日本赤十字社に寄付しています。

　台風直撃後の9月11日には、「今アメリカにいます。先ほど、僕の故郷である館山をはじめ千葉県全域で、台風による大きな被害が出ていることを知りました。とても心配です。一日も早い復旧を心から祈っています」とSNSで発信していたYOSHIKIさん。19日には、「長年にわたって海外を拠点に活動していますが、故郷を思う気持ちは変わっていません」と同県への思いを明かし、「このような事しか出来なくてごめんなさい。 少しでも力になれればと思い... 心より復興を祈っています」と1000万円の寄付を行ったことを発表しました。

　これまでオフィシャルでは非公開だったYOSHIKIさんの出身地ですが、台風15号の直撃を受けた千葉県南部の館山市であることを公表。映画「翔んで埼玉」では、埼玉県民と千葉県民の抗争シーンで千葉軍を見守る“YOSHIKI大漁旗”が登場するなど、すでの多くのファン、関係者には知られていたことでしたが、より多くの被災地への支援を募るため、あらためてオフィシャルで公表したとしています。

　YOSHIKIさんは2019年8月にも、放火事件のあった京都アニメーションに1000万円を寄付した他、2016年4月の熊本地震、2018年7月の西日本豪雨、同年9月の北海道胆振東部地震の被災地にもそれぞれ1000万円を寄付。2015年には、「X JAPAN」として東日本大震災復興ライブを宮城県石巻市のライブハウスで開催し、収益金2800万円を全額寄付しています。