『AKIRA』が渋谷PARCOの新ミュージアム&ギャラリーに登場 「ART WALL」が巨大コラージュとしてよみがえる(1/2 ページ)
これは熱い。
11月22日にリニューアルオープンする渋谷PARCOで、新しいアート・カルチャーの発信地として「PARCO MUSEUM TOKYO」(4階)と「GALLERY X」(地下1階)がオープンします。オープニングでは、大友克洋さんの人気コミック『AKIRA』の世界観を美術演出した建て替え工事の仮囲い「ART WALL」を再度美術作品としてよみがえらせ、「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」として展示することが分かりました。
「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」 (C)MASH・ROOM KODANSHA (C)Kosuke Kawamura (C)AKIRA ART OF WALL EXHIBITION
2020年に東京オリンピックを控えた2019年の東京が舞台だという、現実を予言したかのような舞台設定が話題を呼び、近年再注目されるようになった『AKIRA』。1988年に公開されたアニメ映画は世界中で評価されており、2019年7月にはサンライズによる新アニメ化プロジェクトが始動。ハリウッドで企画進行中だった実写化映画については、無期限保留となっています。
「ART WALL」は、2017年5月から2019年8月まで渋谷PARCO建て替えに伴い、仮囲いを利用した環境演出としてコラージュアーティストの河村康輔さんと共同で再構築・展開したもの。海外からの旅行者も多い渋谷での展開がふさわしいとうことで、取り組みが実現していました。
「PARCO MUSEUM TOKYO」では、工事現場から再発掘した「ART WALL」を再度巨大コラージュ作品として展示し、当時の貴重な原画やポスターなど『AKIRA』劇中に登場するオブジェをリアルに再現したものも公開。「GALLERY X」では巨大立体物を展示するインスタレーションを実施し、さらにデザインに作品が使用されている展覧会記念商品や、アパレルブランドとのコラボ商品が販売される予定です。
展示は11月22日から12月16日となっており、「PARCO MUSEUM TOKYO」は10時から21時まで、「GALLERY X」は11時から21時までを予定。入場料は大人1000円、高校生以下800円、未就学児無料で、その他入場に関する詳細は追って公開予定とのことです。
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