やったぜ! 屋久ユウキのラノベ『弱キャラ友崎くん』、アニメ化企画進行中であることが明らかに
屋久ユウキ「アニメ化してもエゴサはやめません」。
小学館ガガガ文庫の人気ライトノベル『弱キャラ友崎くん』(屋久ユウキ)のアニメ化が10月11日に明かされました。いけない、屋久先生がますますリア充になってしまう!
『弱キャラ友崎くん』はガガガ文庫(小学館)で2016年5月から刊行(既刊8巻)。ゲーマーとしては日本屈指でありながら、リアルの人生では弱キャラな非リア充の友崎くんが、学園のパーフェクトヒロインで人生における強キャラの日南葵をはじめとした面々の指南を受けながら人生という名のクソゲーを攻略しリア充へと成長していくストーリー。
2015年の「第10回小学館ライトノベル大賞」では優秀賞を受賞。『このライトノベルがすごい!』(宝島社)では、2017年から文庫部門で3年連続TOP10入りを果たしており、特に2019年は『錆喰いビスコ』『りゅうおうのおしごと!』に次ぐ3位にランクインし映像化の期待も高まっていました。
これまで、Twitterで同作に関連した告知が行われる際は、「アニメ化ではない」といった旨の注釈がわざわざ付けられることがお約束となっていましたが、10月11日に行うとした発表の予告にはその注釈がなく、ユウキさんも「どきどきするね」など通常運転のすっとぼけをみせていたため、ファンからは「否定、しない……!?」「これは決定ってことでよいよね?」「実写化ですか?」「これはもしも違かったら暴動が起きるレベル」など発表に注目が集まっていました。今回の発表ではアニメ化企画が進行中とされているのみで、放送時期などは明らかにされていませんが、続報が楽しみですね。
さて、ここで唐突に記しておきたいのは、著者の屋久ユウキさんについて。Wikipediaでは“エゴサーチを得意とする”などと書かれてしまうほど斜め上に意識の高い愛すべきラノベ作家としてTwitterでも人気ですが、主人公がリア充を目指す物語の作者は、ライトノベル作家のイメージを覆すようなバリバリのリア充。TwitterやInstagramではパリピ感にあふれた投稿もみられる他、高すぎるエゴサ力から繰り出されるファンとの交流も人生の強キャラ感があり、とても親近感が湧く人物です。
ねとらぼでは早速屋久先生にコメントを打診。以下のようなすてきなコメントを頂戴しました。
屋久先生コメント
この度はご紹介ありがとうございます。あのねとらぼさんからエゴサについて触れていただけるとは、とても光栄です。
「見ればリア充になれる」とまでは言いませんし、「リア充」という在り方を無条件に肯定するわけでもありませんが、いまの自分の在り方に悩んでいる人にヒントを与えられるような作品にはなっていると思っています。これを機に原作・アニメともにご興味を持っていただければ幸いです。
ということで、ねとらぼは屋久ユウキ先生と『弱キャラ友崎くん』をこれからも応援しています!
関連記事
Pascoのパン「超熟」シリーズがぷにぷにできるミニチュアに カプセルトイで登場
超熟もあらびきソーセージもぷにぷにし放題入間人間のラノベ『安達としまむら』がテレビアニメ化決定 女子高生2人のちょっとドキドキでゆる~い日常
『月刊コミック電撃大王』5月27日発売号ではコミカライズもスタート。「魔法科高校の劣等生」第2期「来訪者編」2020年テレビアニメ化決定 さすがはお兄様です
劇場版から3年を経て帰ってくる。ラノベのタイトルが長くなったのはいつ頃か? タイトル文字数の長さを年別分布にした図表が興味深い
ここ2~3年でまたタイトルがどんどん長くなっていると感じていた人、(たぶん)正解です。「デュラララ!!」アニメ10周年に舞台化決定! 主要キャラ登場の記念イラストにワクワクが止まらない
静雄の演出どうなるんだろう。日テレ「ZIP!」で「リア充オタク」特集 「それはオタクじゃない」など議論に
オタクなのにリア充だと……。「天才てれびくん」がまさかの舞台化 大人になった「てれび戦士」が大切なものを守る戦いに挑む
幼少期を思い出しながら見たい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.