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大泉洋主演の映画「騙し絵の牙」2020年6月公開 共演者に松岡茉優、佐藤浩市 監督は「桐島」の吉田大八

大泉さん「これほど心強い共演者は居ないと歓喜しております」。

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 大泉洋さんが主演を務める映画「騙し絵の牙」が2020年6月に公開されると発表。共演者に佐藤浩市さんと松岡茉優さん、監督は「桐島、部活やめるってよ」(2012年)、「美しい星」(2017年)などの吉田大八さんが務めます。


松岡茉優さん、大泉洋さん、佐藤浩市さん

 大手出版社「薫風社」を舞台に、専務の改革による雑誌廃刊を防ぐべく、大泉さん演じる速水編集長が新人編集者も巻き込みながら奮闘する物語。映画化の話は2018年4月に発表されており、大泉さんを小説の主人公・速水にあてがき(その役をあらかじめ決めた俳優を想定して書き下ろすこと)したことが話題となっていました。同小説は文庫化が決まっており、11月21日に発売されます。


表紙のモデルも大泉さんが務めた、まさに「大泉洋尽くし」の『騙し絵の牙』

 同作で佐藤さんが演じるのは、次期社長候補であり、改革を進める専務の東松。「突っ走り続ける大泉洋を間近で見るのを楽しみに現場に行かせてもらいます」と大泉さんとの絡みに期待を寄せています。

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 新人編集者の高野を演じる松岡さんは「出版業界の今を描く今作で、これからの本はどうなっていくのか、どうなっていけるのか、皆様と模索していけたらと思っています」とコメント。また「桐島」以来となる吉田監督作品への出演を受け「時間が経ってまた呼んで頂けたことを誇りに思い、緊張感を持ち、憧れの先輩方との共演に胸を躍らせながら日々過ごしていけたらと思います」と撮影への熱意を語っています。

 吉田さんは監督のほか、「天空の蜂」で脚本を担当した楠野一郎さんと共同で脚本も担当。「誰しもいつかは負けるので、人間はいま負けているか、勝ちながら負けることを予感しているかに分かれます」「それがわかっていても何故か戦ってしまう、どうしようもなく面倒で熱苦しい人間たちの映画を作りたいと思います」と、「負けて勝つ!」を作品のテーマに掲げています。

キャスト&監督コメント

大泉洋さん

私を主人公として当て書きした塩田先生のベストセラー小説の映画化が決定し、いよいよ撮影に入ります! もちろん主演は私が務めさせていただきます。

とりあえず別の俳優さんに役を奪われなくて良かったと、ホッとしております(笑)。また共演に松岡茉優さん、佐藤浩市さんと伺い、これほど心強い共演者は居ないと歓喜しております。お2人とは「上司と部下」という関係になりますが、台本上も一癖も二癖もある役どころなので、今からどんなお芝居になっていくのか楽しみでしかありません!

吉田大八という素晴らしい監督と共に、原作とはまた違う、映画版としての魅力を持った「騙し絵の牙」を創り上げたいと思います。ご期待ください。

松岡茉優さん

高野恵役の松岡茉優です。

実家が町の本屋さんをやっている恵は小さい頃から本、そして本が好きな人たち、人と本との出会いを日常的に目撃してきました。

私自身小さい頃から本が好きで、小説も漫画も雑誌も実用書も読みますが、その形は年々変化し今では紙の本と電子が半々です。出版業界の今を描く今作で、これからの本はどうなっていくのか、どうなっていけるのか、皆様と模索していけたらと思っています。

吉田監督とは「桐島、部活やめるってよ」以来となります。16歳だったあの時から8年経ち、私は24歳になりました。

有難いことにあれから様々な現場を経験させて頂きましたが、8年経ったのに、とがっかりされないか。あの時より成長出来ているのか、もしかしてあの時より良くなかったりして。などなど吉田監督への想いで溢れます。

時間が経ってまた呼んで頂けたことを誇りに思い、緊張感を持ち、憧れの先輩方との共演に胸を躍らせながら日々過ごしていけたらと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

佐藤浩市さん

大泉洋くんとは前作「こんな夜更けにバナナかよ」ではほとんど絡みはなく、「清須会議」以来のお芝居になります。

突っ走り続ける大泉洋を間近で見るのを楽しみに現場に行かせてもらいます。

監督:吉田大八さん

誰しもいつかは負けるので、人間はいま負けているか、勝ちながら負けることを予感しているかに分かれます。

それがわかっていても何故か戦ってしまう、どうしようもなく面倒で熱苦しい人間たちの映画を作りたいと思います。

テーマはもちろん「負けて勝つ!」です。

初めましての大泉洋さんと佐藤浩市さん、そしてお久しぶりの松岡茉優さんとの仕事を心から楽しみにしています。

(C)2020「騙し絵の牙」製作委員会



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