「私はこの先もハルヒやこなたを演じ歌い続けていく」 平野綾、京アニ“お別れ会”出席で胸中を明かす
平野さん「前を向いてと言われているようでした」。
声優の平野綾さんが11月3日、京都アニメーションの第1スタジオを襲った放火事件で亡くなった社員を追悼する「お別れ そして志を繋ぐ式」に出席したことをブログで報告しました。
11月3日、4日に京都市勧業館みやこめっせで行われた「お別れ そして志を繋ぐ式」。平野さんは8月に献花した際の写真を添えて、「昨日もこの日以上に雲ひとつない澄み切った青空が広がっていました。献花に行った時の空も、昨日の空も、絶対に忘れません。前を向いてと言われているようでした」と忘れらない式になったことをつづっています。
世界中のファンから届いた追悼品を目にしたという平野さんは、「言葉に上手く表せない代わりに、皆様が心を込めて描いてくださったイラストやメッセージが気持ちを代弁してくれている気がして、私自身とても救われました」と献花した日にも感じたという思いを告白。「キャラクターも作品も誰のものでもない、“みんな”のもの」と京アニ作品、キャラクターにも触れると、「私はこの先もハルヒやこなたを演じ歌い続けていくし、皆様もどうか、このひとつになった気持ちを語り継いでいっていただければと思います」など自身が演じた涼宮ハルヒ、泉こなたの名前を出しながらファンに呼び掛けました。
式後には、「自然と声優仲間で集まっていて、みんなで顔を合わせて、頑張ろう!!……と誓い合いました」と仲間たちと思いを共有したという平野さん。最後には、「これからの京アニさん。不用意に言えないけれど、でもたくさんの想いが詰まっていると思って、敢えてこの言葉を使わせていただきます。頑張ってください!!」と再起に向けて動き出している京アニへ力強いエールを贈っています。
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