ダイハツが製造「これでいいんだよ」なサイズ トヨタ、5ナンバーの小さなSUV「ライズ」発売【写真42枚】(1/2 ページ)
顔だけちょっとゴッツイ系で167万円台から。コミコミ月額3万9820円からのサブスクプランにもちょっと注目。
トヨタ自動車は11月5日、5ナンバーサイズの小型SUV新型車「ライズ」を発表。2019年11月5日に販売を開始しました。
ライズは「SUVスタイルがいい。荷物をたくさん積みたい」が、「運転しやすい小型サイズがいい」という人の需要に応え、SUVのスタイルと利便性を「5ナンバーサイズ」に収めて展開する新型車。子会社で小型車・軽自動車に強いダイハツが、同社の新世代車向けプラットフォーム「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を小型車に初めて取り入れて開発。今後トヨタ、ダイハツ両ブランドの商品展開も見込み、ダイハツも兄弟車「ロッキー」を投入します。
車体サイズは3995(全長)×1695(幅)×1620(高さ)ミリ、ホイールベースは2525ミリ。車両重量は約970キロ(Gグレード)。5ナンバーサイズに収まるボディーながら、17インチの大径タイヤ(Zグレード)と、もりっと張り出したフェンダーやフロントフェースでSUVらしい力強いイメージを表現します。
収容力とゆとりのある車内スペースも魅力。前後シート間は900ミリ確保。小型SUVでトップクラスの容積とする369リットルの大容量ラゲージスペースと可倒式リアシートによって、大きく長尺な荷物にも対応可能です。
パワートレインは、ダイハツ・トール/トヨタ・ルーミーなどにも採用する1リッター直3ガソリンターボ(1KR-VET)に、ギア駆動とベルト駆動を併用して効率化するダイハツの新型無段変速機「D-CVT(デュアルモードCVT)」の組み合わせた1系統。最大出力98馬力、最大トルク14.3kgf-m(140Nm)/2400~4000rpmと、1.5リッターエンジンクラスのトルクを低回転時から発生し、街中でのキビキビとした走りに寄与します。
全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)」や「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」などの安全快適走行機能も搭載。燃費性能はWTLCモードで2WD車がリッター18.6キロ(WTLCモード、以下同)、4WD車がリッター17.4キロです。
内装には「先進」「ワクワク」「シンプル」「アナログ」の4モードを切り替えられるLEDデジタルメーター+7型TFT液晶ディスプレイの近未来風メーターの仕掛けをはじめ、スマートフォンと連携してナビや音楽アプリを利用できるディスプレイオーディオなども用意します。
価格はX(2WD)グレードで167万9000円(税込、以下同)から。いずれのグレードにもFFと4WD(ダイナミックトルクコントロール4WD)仕様を用意します。
また、トヨタの自動車サブスクリプションサービス(購入ではなく、月額単位でクルマを利用できるサービス)「KINTO ONE」にも11月12日に対応。月額3万9820円からと比較的低価格に設定します。
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