「売店には“駅そば”!!」「これ分かってるな……」 乗り鉄的「天空ノ鉄道物語」のディープな楽しみ方(前編):月刊乗り鉄話題(2019年12月版)(2/3 ページ)
けっこうすごいと話題の「天空ノ鉄道物語」。鉄道ファン目線で見どころを紹介! まずは「外周展示」の前編から。
電車でGO!!とプラレールで遊べる「メディアミックス展開コーナー」 映画「未来とミライ」関連展示も
外周の後半はゲームや玩具、映像作品と鉄道のコラボレーション。まずは鉄道ファンにおなじみの鉄道運転シミュレーションゲーム「電車でGO!!」の筐体が3種類並びます。1996年に発表、1997年からゲームセンターで稼働開始し、プレイステーション版やWindows版なども販売。その後、「電車でGO!2」「電車でGO! 名古屋鉄道編」「汽車でGO!」「電車でGO! 旅情編」など、多くの対応プラットフォームやバージョンが発売されて、収録路線数も増えていきました。
同シリーズは2004年発売の「電車でGO! FINAL」で区切りを付けましたが、2009年の山手線命名100年を記念して、ニンテンドーDS版「電車でGO! 特別編 ~復活!昭和の山手線~」(2010年)が登場。それから7年後の2017年に現行機種「電車でGO!!」が誕生しました。画像や運転操作にリアリティーを追求し、ネットワーク機能でバージョンアップされて路線が追加されます。何もかも新しく、そんな思いがゲームタイトルに現れています。気付きましたか? 「電車でGO!」ではなく「電車でGO!!」。ビックリマークが一つ多いんです。
次は鉄道おもちゃの代表格「プラレール」。その歴史は1959年の「きしゃ、レールセット」(関連記事)から始まりました。今年(2019年)で60周年ですね。還暦おめでとうございます。
還暦と言えば赤いちゃんちゃんこ。そういえばプラレール60周年記念車両・レッドフライナーも赤い車両……そういうことだったのか。
鉄道とアニメーションのコラボも近年増えていますね。アニメとのタイアップはもう一つ、細田守監督作品「未来のミライ」(2018年公開)があります。主人公が訪れる未来の東京駅は、荘厳な建物内部とデジタルサイネージが印象的でした。作中に登場した「黒い新幹線」のデザインは、本物の新幹線を作る川崎重工のデザイナーが参加しています。天空ノ鉄道物語では2018年に開催された「未来のミライ展」から鉄道関連の作品を展示しています。
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