「ガンダム Gのレコンギスタ」主演の石井マークが活動休止と退所発表 「適応障害」と診断
ファンからは応援のメッセージが多数寄せられています。
テレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」のベルリ・ゼナム役で知られる声優の石井マークさんが12月27日、療養のため無期限の活動休止と、事務所を退所したことを発表。石井さんは26日に「適応障害からくる体調不良」と診断されたことと、舞台降板を公表していました。
石井さんの所属事務所ジャストプロはサイト上に「石井マーク マネジメント契約終了のお知らせ」を掲載。「本人と協議の上」で契約を終了したこと、療養のため活動休止することを報告。突然の発表となったことを謝罪し「回復に向け、療養に専念しております」と石井さんの現在の状況をつづるとともに「これからも石井マークの活動を見守って頂けましたら幸いです」と述べています。
事務所の発表後、石井さんはTwitterを更新し、今回のいきさつが書かれた文章を掲載しています。その中で過去に仕事関連で悩み、臨床心理士に相談した際「『ADHD』や『アスペルガー』などの発達障害の傾向が大いにあるという結果」になったと公表。
さらに「事務所のスタッフではなくジャストプロの子会社スタッフに対する不信感」から、以前よりも「発達障害の傾向を感じる場面」が続いたとのこと。11月ごろからは、緊張する状況下に置かれると「喋っている途中で言葉が詰まったり、喋ろうとしていたことが急に飛んでわからなくなり、それをカバーしようと考えるとパニックになる」ことが続いたとつづっています。
12月に「『適応障害』により、休職するよう」医師から診断を受けた石井さんは事務所役員に、診断結果、活動休止と退所のことを相談。「関係者の皆様へきちんとご報告ができるよう、1月の発表を希望していた」とのことですが、「事務所役員の意向」により12月27日をもって退所となったと一連のいきさつを説明しています。
石井さんは突然の発表になったことや心配と迷惑をかけたことを、ファンや関係者に向けて謝罪し、「回復に向け病院の医師と相談しながら、今患っている障害や、自身の心と改めて向き合い、一刻も早く復帰できるよう、療養に専念しております」と活動再開に向けた決意を表明しています。
石井さんは「適応障害からくる体調不良」を理由に、イベント「声優落語天狗祭り2020」の降板を12月26日に発表していました。なお出演予定だった1月9日には、代役として司会も務める吉田尚記さんが出演するとのことです。
石井さんの活動休止を受けファンからは、「心穏やかに療養されてください」「ずっと待ち続けますよ!!」「また元気な姿でお会いできますように」とさまざまな激励、労りの言葉が寄せられています。
石井マークさんコメント全文
日頃よりご支援いただいております皆様、関係各位へ。
事務所ホームページにもすでに記載されておりますが、改めて石井マークから事の経緯を踏まえてご報告です。この度、石井マークは、12月から適応障害による体調不良と診断され、療養の為、約3年半お世話になりましたジャストプロを離れ、制限を設けず声優活動の休止をさせていただくこととなりました。
今回の件に関しましては、過去に仕事関連で悩み、臨床心理士の方に相談したところ「ADHD」や「アスペルガー」などの発達障害の傾向が大いにあるという結果になりました。
そして、事務所のスタッフではなくジャストプロの子会社スタッフに対する不信感から、以前より自分自身でも発達障害の傾向を感じる場面が続き、そこからくるストレスも相まって、11月頃から緊張やストレスを感じる状況下に置かれると、喋っている途中で言葉が詰まったり、喋ろうとしていたことが急に飛んでわからなくなり、それをカバーしようと考えるとパニックになるという事が続きました。
そういったことにより、仕事に集中できず自分自身に対してもストレスを感じるようになり、病院で診察をしていただいた結果「適応障害」により、休職するようにと医師から診断を受けました。
その後、自分自身でも今後どうしたら良いかをよく考え、僕から直接「適応障害」と診断されたこと、声優活動の休止、事務所を退所することを事務所役員の方に相談させていただきました。
また、本来であればお世話になった関係者の皆様へきちんとご報告ができるよう、1月の発表を希望していたのですが、事務所役員の意向により急遽12月27日をもって退所となりました。
年末でお忙しいところ突然のご報告となり、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます。 そして、突然の発表になってしまい、今まで暖かく応援してくださったファンの皆様に多大なるご心配をおかけいたしまして、大変申し訳ありませんでした。
回復に向け病院の医師と相談しながら、今患っている障害や、自身の心と改めて向き合い、一刻も早く復帰できるよう、療養に専念しておりますので、引き続き、暖かく見守って頂けますと幸いです。
2019年12月27日 石井マーク
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