ニュース

楽天の三木谷社長「弊社が一方的に儲ける話ではない」 立ち入り検査後にツイート

「日本の地方の小売店が生き残っていく為には、アマゾンに勝たなくてはいけない」。

advertisement

 「楽天市場」での“送料無料化”を巡り、公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで楽天の調査に着手した問題で、楽天の三木谷浩史会長兼社長は、公取委が立ち入り検査した翌日の2月11日、「わかり易い送料はお客様のニーズ、消費者保護の観点、店舗流通の維持成長のためにはこれしかないと思ってやっています」と、あらためて考えを説明するツイートを投稿しました。

公取委の立ち入り検査(2月10日)の翌日に三木谷氏がツイート

楽天は3月18日に“送料無料化”を導入する計画

 三木谷氏は続けて、楽天が多額の投資をして物流サポートもしているとした上で、「『店舗救済の為に、何ができるのか検討します』が、弊社が一方的に儲(もう)ける話ではないという事は当局も理解してもらいたいです」と記しています。

 同じ日の別のツイートでは、「日本の地方の小売店が生き残っていく為には、アマゾンに勝たなくてはいけない。楽天は店舗さん達だけに負担のしわ寄せをするつもりは全くなく2000億円物流に投資実行中」と投稿。「アマゾンと楽天では、税金もこんなに差がある」として、アマゾンジャパンの納税額が低いことを説明した記事のリンクを添えています。

advertisement

 この問題では、楽天が楽天市場での3980円(税込)以上の注文で送料を無料にする「共通の送料無料ライン施策」を打ち出したのに対し、送料を負担することになる店舗側が反発。公取委は、事業者がその地位を利用して取引相手に不当に不利益を与える「優越的地位の乱用」に当たる可能性があるとして、2月10日に楽天に対し立ち入り検査しました(関連記事)。

 楽天は「法令上の問題はないものと考えている」としており、3月18日から同施策を導入する方針です。


楽天の株価推移(Yahoo!ファイナンス

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  6. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  9. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. 「セッ…ックス知育玩具」 省略する位置がとんでもないオモチャの名前にネットがざわつく