au PAYの20%キャンペーンが大きな条件変更 「1日当たりの付与は最大6000ポイント」に制限 「平準化」図る
KDDIは2月20日、スマホ決済「au PAY」で実施している20%還元キャンペーンの条件を変更すると発表しました。キャンペーン第3週が始まる2月24日(月曜日)以降、1日当たりの還元ポイントを1 au IDにつき最大6000ポイントに制限します。
キャンペーン名は「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」。還元総額は毎週当たり先着10億円の“早い者勝ち”で、毎週(月曜日~日曜日)、10億円に達し次第、その週の途中であっても終了します。
2月10日(月曜日)にスタートしたものの、利用が殺到した結果、翌11日に終了。第2週が始まった17日(月曜日)からは最短1日で終了する形に変更(関連記事)した結果、17日の1日間で打ち切りとなりました(関連記事)。
キャンペーン期間はステージ1(2月10日~3月1日)、ステージ2(3月2日~3月22日)、ステージ3(3月23日~3月29日)に分かれており、還元上限はステージ1と2は各3万ポイント/au ID、ステージ3は1万ポイント/au ID。1 au IDにつき合計7万ポイントとなっています。
KDDIによると、キャンペーンにより「当社の想定を大幅に上回る消費者動向」となり、決済額もau PAY開始以来最高に。キャンペーン初日の2月10日の決済額は、前月当日比で約10倍以上に上ったとのことです。
ただ、キャンペーン開始から2週間の利用実績を踏まえ、「高額商品などの決済による還元の偏重も一部で見受けられることから、還元の平準化を図り、より多くのお客さまに特典を享受いただくことを優先したいと考え、今回の措置に至りました」とKDDIは説明しています。
1日当たりの上限が6000ポイント(税込3万円の支払いに相当)に設定されたため、ステージ1と2の還元上限3万ポイントに達するためには最低5日間必要ということになります。
このキャンペーンは還元上限の総額が大きいこともあり、一部の利用者による“争奪戦”が過熱。多額の還元10日スタートのキャンペーンながらこれまで実質3日間しか開催されておらず、「誰でも!」とうたっていながら参加できていないユーザーが多数いるものと思われます。条件変更がうまく働けば、還元を受けられるユーザーも増えるかもしれません。
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第1週は2日しかもたなかった。
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