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「余裕のある人は本を作り続けてほしい」 同人印刷会社・栄光の社長が同人誌文化の存続に向けたメッセージを公開

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同人誌印刷などを手掛ける栄光の社長が「いま、皆様にお伝えしたいこと」と題するメッセージをブログ上に掲載しました。同人誌文化の存続に向け、作家に活動を続けるよう呼びかける内容となっています。

 新型コロナウイルスの影響により、多くの即売会が中止・延期になっていることを受けて掲載されたもの。「イベント主催者の開催・中止の判断は100%支持する」「今は自社利益だけを考えた軽率な発言は許されない」としたうえで、作家に向け「余裕のある人は本を作り続けてほしい」「即売会用に作りかけた原稿があればそのまま(普段使っている印刷会社で)本を仕上げてほしい」と語っています。

 「いま、苦しくない会社なんてありません。”底なし沼”に落ちてしまった苦境の中にあります。とにかく事業をつないでいけるよう、耐えるしかありません」とまだまだ苦しい状況が続いていること示唆。それでありながら他社の利用をも呼びかけた理由については「特定の同人誌印刷会社、数社だけが生き残ったのでは、ダメなのです」「印刷会社は日本に数万社ありますが、同人誌文化を理解して初心者も含めた作り手に寄り添える印刷会社は限られます」としています。

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 このメッセージはTwitter上で大きな話題となっており、記事執筆時点で8800RT、5300いいねを集めています。

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