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「収入ほぼゼロ」「来館者9割減」 危機に陥っている「航空科学博物館」がクラウドファンディングで支援募集

「ボーイング737 MAX」のフライトシミュレーターを貸し切りにできるコースもあります。

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 昨今の情勢から休業している「航空科学博物館」(関連記事)が、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援を募集しています。


千葉県にある航空科学博物館

 航空科学博物館は、成田空港に隣接する千葉県の展示施設。“ジャンボジェット”の名称で有名な「ボーイング747」や国産旅客機「YS-11」といった民間航空機のほか、航空機についてさまざまな展示が行われています。


館内に展示していたボーイング747のジェットエンジン(2018年9月撮影)

 開館30周年となった2019年にはリニューアルを行い、来館者数が600万人を突破するなど、航空機ファンを中心に長く愛されてきました。

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 しかし、2020年3月から昨今の情勢を踏まえて臨時休館に。緊急事態宣言などもあり、先の見えない休業が続いています。来館者数は9割減少し、レストランなどでの収入もほぼゼロとなってしまい、存続の危機に陥っています。


リニューアル後の航空科学博物館

 クラウドファンディングは、この危機的な状況を打開するために行われています。

 支援コースには、有効期限のない招待券とお礼の手紙が届く3000円のコースから、「ボーイング737 MAX」のフライトシミュレーターをインストラクター付きで1時間貸し切りにできる50万円のコースなどを用意しています。

 すでに当初の目標だった1000万円を達成していますが、その後もじわじわと支援金が増え続けています。オールイン方式のため、集まった支援金は結果を問わず航空科学博物館に届けられます。クラウドファンディングの期限は7月31日までとなっています。


「ボーイング737 MAX」のフライトシミュレーター

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