ペットショップでメスの原木に一目ぼれ → 生ハムの原木を購入 謎の生物を飼う創作漫画が人類には早すぎる
熟成されたカオスの塊。
生ハムの原木を飼う創作漫画が「クセがすごい」「人類にはまだ早い」と話題になっています。男の子と生ハムの原木のハートウォーミング(?)な物語。
1人と1本の出会いはペットショップ。男の子は誕生日に、ショーケースに入れられた「生ハムの原木(メス)」のかわいさに一目ぼれし、お母さんに「僕が散歩とかお世話するから…お願い!」とおねだりします。初手から漂う生ハムとカオスの強烈な香り。
すると、まさかのお母さんも「生ハムの脱皮が美味しいから」という理由で飼うことを許可。どうやらテレビでも「かわいい!おいしい!」と紹介されるほど人気なようです。学校のクラスでも「うちの子…寂しいとすぐカビが生えちゃって」「なにそれかわいすぎ」なんて女子たちの会話が聞こえてくるほど。集団幻覚かな……?
そんな生ハムの原木は、家中を動き回ってスンスンにおいを嗅いだり、ご飯のオリーブオイルを見て「プ」と鳴くなど、とっても元気! また食べてすぐに寝てしまうあたり、子生ハムらしい(?)です。そして男の子は、大切な家族となった生ハムの原木に、何十年も正体不明だった古代生物からとって「トゥリモンストゥルム」と名付けるのでした。見た目が似てるとはいえセンスがすごい!
ツッコミ不在のシュールすぎる同漫画には「理解が追いつかない」「狂気を感じる」と戸惑いの声と同時に「最高に意味わからんくてすき」「かわいい」と魅了される声も多く、9万いいねを集める人気に。なお、中には「生ハム飼いたくなりました」などの声も上がっていますが、その際は飼育(保存)方法等をよく調べてから買いましょう。
作者はさまざまな漫画やイラストを公開している、りりの助(@ririnosuke102)さん。以前には、今回と違う方向性でキャラクターが魅力的な物語「絶滅危惧の吸血鬼ガールとデュラハンおじさんの日常漫画」が話題になりました。
画像提供:りりの助(@ririnosuke102)さん
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