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日本のメロンパンが食べたい → コロナで入国不可 → 自作した! ほっこりツイートで人気のラトビア人にメロンパン愛を語ってもらった

コロナが収まったらぜひまたきてほしいところです。

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 日本のメロンパンを愛するラトビア人が、メロンパンを自作するに至るまでのツイートが日本愛と元気にあふれていると人気を集めています。素晴らしい笑顔と見事なメロンパン!

喜びの伝わってくる笑顔です
そうして出来上がったのがこちらのメロンパン
イラスト化されています

 メロンパンを自作したのは、アルトゥルさん(@ArturGalata)。以前海外では“豆腐 on Fire”に見えることでおなじみな“チューリップ名札”の現物を手に入れたことで注目を集めたこともあります。

 そんなアルトゥルさんの感情が高ぶり始めたのが、6月半ば。春に日本で仕事の予定あったため日本語を勉強し、来日後は好物のメロンパンを食べる予定だったそうです。が、ちょうどそのタイミングにCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行が直撃。来日できなくなりました。

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 その高ぶりようはすさまじく、「もののけ姫」のアシタカ風に「我が名はアルトゥル!! 日本語を勉強して今は毎日450文字を写経している!! 仕事もすべて日本語でやりとりをしている!! だがコロナのおかげで日本に入れなくて困ってる!! 全然ラトビア人が日本へ入れる気配がない!! メロンパンが食べたいし麻婆豆腐も食べたい!!  どこかに私にメロンパンくれる者はおらぬのか!!」とツイートするほどに。

フォロワーからはアシタカ風になったイラストももらっていました
すごい勉強量です

 その後もメロンパンとマーボー豆腐愛を熱く語り続けるアルトゥルさん。しかし、相変わらずラトビアから日本への渡航ができるようになる気配はありません。そして6月23日、日本人から寄せられたアドバイスによりとうとうメロンパンを自作するに至りました。メロンパンがないなら作ればいいじゃないの精神だ!

 焼き上がったメロンパンは、日本のお店でも売っていそうな出来栄え。アルトゥルさんも「すごくホカホカだ!! ミニサイズだからとても食べやすい!! 甘さも控えめにしている!! 誰か私を褒めてはくれぬか!!」と納得の味だったようです。

 一体どのようなきっかけでメロンパン愛に目覚め日本に情熱を注ぐようになったのか。アルトゥルさんに話を聞いてみました。

―― メロンパンを好きになったきっかけはなんですか。

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アルトゥル:今まで日本へ4回行きました。一緒に仕事をしているshoさんが「アルトゥルは絶対にこれが好きだから食べたほうがいい」とくれたのがメロンパンでした。そのメロンパンが本当においしくて、それから日本にいる時は毎日メロンパンを1つ食べていいルールで生活していました。

―― どのメーカーのメロンパンが好きですか。

アルトゥル:日本では奈良に住んでいることが多かったのですが、家から一番近かったファミリーマートのメロンパンをよく食べていました。あとメーカーはわかりませんがチョコチップメロンパンなら全部好きです。

―― ジョージアで作ったメロンパンはどんなレシピを使いましたか?

アルトゥル:クックパッドのレシピを見て作りました。

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―― 日本やジブリが好きになったきっかけは。

アルトゥル:私はもともと日本のアニメが好きでした。最初に好きになったのはNANAです。それで日本が好きになり、ジブリの映画も好きになりました。ジブリの映画で一番好きなのはハウルの動く城です。去年の12月にハウルの動く城のモデルになったフランスの村コルマールにも行きました。


 今回のメロンパンツイートには30万件近い「いいね」が寄せられており、フォロワーも大盛りあがりでした。いずれ渡航制限が解除されたら、日本に来て存分にメロンパンとマーボー豆腐を味わってもらいたいところです。

……おや?
おやおや……?

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