TRIGGER新作きたぁぁぁ! 「サイバーパンク2077」のスピンオフアニメがNetflixで2022年配信へ
「ウィッチャー」シリーズの制作会社による新作が原作。
Netflixは6月26日、ポーランドのゲーム開発会社「CD PROJEKT RED」とアニメスタジオ「TRIGGER」のタッグによるオリジナルアニメシリーズ「サイバーパンク エッジランナーズ(原題)」を2022年に独占配信予定であることを明かしました。2020年11月リリース予定のゲーム「サイバーパンク2077」を基に、「プロメア」の今石洋之さんが監督を務めます。
「サイバーパンク」シリーズの舞台は、テクノロジーと人体改造が一般化した巨大都市。10話構成のアニメ版はアウトローの傭兵の道を歩んだ少年の物語となっており、「天元突破グレンラガン」「キルラキル」「プロメア」の今石監督が手掛けます。
今石監督は、「サイバーパンクは大好きなジャンルですが、オリジナルの作品としてはなかなか作れない題材だったので、今回CD PROJEKT REDと一緒に制作できることが嬉しい」とコメントを発表。「ゲームの完成度が素晴らしい分、ゲームのファン、アニメのファンの両方を納得させるのは簡単でない」としながらも、「だからこそのやり甲斐を感じているし、制作も楽しめている」「期待を裏切らず越えていけるように、精一杯取り組んでいきたい」と意欲を示しました。
原作となる「サイバーパンク2077」のゲームディレクターで、CD PROJEKT RED開発チーム総責任者のアダム・バドウスキーは、「ゲームの世界を舞台にしたアニメの制作を発表できて、とても嬉しく思っています」とコメント。「サイバーパンク」というジャンルがクリエイターたちに強い影響を与えるものであったことを強調し、「サイバーパンク エッジランナーズ」という作品を「ジャンルそのもの、そしてアニメーションという表現媒体に対する、私たちからのラブレター」と独特の表現で語りました。
アニメ版には今石監督の他、TRIGGERから副監督に大塚雅彦さん、キャラクターデザインに吉成曜さんと金子雄人さん、クリエイティブディレクターに若林広海さん、シリーズ構成に宇佐義大さんらが参加。CD PROJEKT REDが作成するストーリー原案をベースに、宇佐さんと大塚さんが脚本を担当します。また、同作の劇伴は、「サイレントヒル」シリーズで知られる山岡晃さんが手掛けることも発表されています。
同社の代表取締役社長でもある大塚さんは「このコラボレーションを必ず成功させたい」と熱弁。プレッシャーはあるとしながらも、「世界中のゲームファンから熱狂的に支持されているCD PROJEKT REDの期待の新作の世界観を共有した新作オリジナルアニメシリーズを制作できることになり興奮しています」と語りました。現在は「ハードなアクションのアイディアも練っているところ」だとし、アニメならではの魅力を打ち出すべく「闘志を燃やしている」と述べました。
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