もしも動物たちが就職したら……？　動物の生態×職業を描いた図鑑『動物たちのハローワーク』が面白い

　農業、消防士、アナウンサー……。実在する職業に動物たちが就職したら、一体どんな活躍を見せる？　動物の生態に職業の適正を当てはめてユニークに解説した書籍『動物たちのハローワーク』が、6月30日に辰巳出版から発売されました。

　本書のキャッチコピーは「もしも動物たちが仕事をしたら……？」。書籍では、動物たちと一緒に「あなたにはどんな仕事が向いているのか」が分かるフローチャートや、“ハキリアリが農業で活躍するポイント”、“ワライカワセミがアナウンサーに応募したら……？”などを紹介。擬人化された動物たちが自分の職業を紹介したり、履歴書を作成し応募したりと、動物の生態とお仕事を絶妙にマッチさせた世界初!?　のユニークな内容が詰め込まれています。

【目次】

• 第1章　食べ物にまつわる仕事
• 第2章　物をつくる仕事
• 第3章　おしゃれにまつわる仕事
• 第4章　芸術・表現にまつわる仕事
• 第5章　テレビ・ラジオ・映画にまつわる仕事
• 第6章　くらしを守る・支える仕事
• 第7章　自然や科学、生物にまつわる仕事
• 第8章　サービス・サポートする仕事
• 第9章　我が道をゆく仕事

　本書の著者は新宅広二さん。国内外で400種類以上の動物の生態や飼育方法を研究してきた動物のスペシャリストで、著書には『すごい動物学』『しくじり動物大集合』（ともに永岡書店）、『すごいぜ!!動物スポーツ選手権』（辰巳出版）などがあります。

　収録されている動物は約200種類、職業は約120種類。読み進めていくうちに動物の生態に詳しくなるのはもちろん、「仕事とはなんだろう？」「働くってなんだろう？」と人間のお仕事について考えるきっかけにもなるかもしれません。

　たくさんのイラストやマンガとともに、動物たちの生態と各職業の特徴、そして働くことの楽しさや苦労も学べる『動物たちのハローワーク』は全192ページ、価格は1000円（税別）です。

（三日月 影狼）