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「ミニ四駆のコース清掃マシンを作りました」 細部まで考え抜かれた魔改造マシンに絶賛の声 作者にこだわりを聞いてみた

安全に配慮したやさしい設計でした。

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 穏やかな音楽を流しながらミニ四駆のコースをゆっくりと進むコース清掃マシンを紹介する動画がTwitterに投稿され、その本格的なデザインに「パトライトも期待してます」「見た目に面白く実用的なアイディアに脱帽」などの感想が寄せられました。

選曲にユーモアがあってすてき

 投稿者のHPPS@平和荘(@HPPS_HEIWASOU)さんは、「ミニ四駆のコース清掃マシンを改造しました」と添えて、約35秒の動画をTwitterに投稿しました。

 動画を見ると、そこにはミニ四駆のコースを優雅に進む清掃マシンが映されていました。前方では掃き掃除を行い、後方ではウェットティッシュのようなものを使った拭き掃除をしていることがわかります。

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ゆっくりと丁寧に進みます
坂道でもしっかり進む
後ろ姿がどこかかわいらしい

 通常のミニ四駆と比べると、前進するスピードはゆっくりとしていて、丁寧にコースを掃除する設計になっていることがわかります。走行中に流れるスコットランド民謡「アニーローリー」が、和やかな気持ちにさせてくれます。

 HPPSさんに詳しく聞いてみると、コース清掃マシンは3Dプリンタなどを活用した力作だったことがわかりました。

 ミニ四駆のコースを清掃する道具や車両などは市販されていないため、苦労している人が多いそうです。そこでHPPSさんはタミヤ製「タンク工作基本セット」を改造して、コース清掃マシンを作り上げました。清掃用アタッチメントは3Dプリンタで作ったものを取り付けたそうです。

タミヤ製「タンク工作基本セット」(画像はタミヤより)

 走行方式は「あえてタイヤではなく、履帯(キャタピラー)で走行するようにしました」と、製作時にこだわったポイントも教えてくれました。

 走行中に流れるメロディに「アニーローリー」を採用した理由については、鉄道の接近音や遊園地の遊具など、「どこかで聞いたメロディ」ということで選ばれたそうです。

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 電子オルゴールを流すにはメロディICという部品を使いますが、現在では入手困難となっていたため、基板から作ったとのこと。執念がすごい。

 また、投稿には「清掃中に誤ってほかの車が走行しないよう、警告音を流しながら作業するようにしました。これにより、安全性の向上が期待できます」と添えられています。清掃中に衝突事故を引き起こさないための工夫がありながら、基板から作るほどの手間をかけてまで「どこかで聞いたことのある音楽」にこだわる遊び心がすてきですね。

画像提供:HPPS@平和荘(@HPPS_HEIWASOU)さん

※価格は記事掲載時点のものとなっています



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